金色の夢を、ずっと見てる

2004年06月16日(水) 『塩メロン味』って種類じゃなくて商品名なの?

今日の夜はお父さんと一緒に外にご飯食べに出るから、咲良は買ってくるなり作るなり自分で適当に食べてね〜。



・・・・・・と、言われてたんだっけそういえば、と思い出したのは家に帰ってからでした(笑)

ご飯は後回しにして、こないだM本さんに頼んでた化粧品を受け取るために、M本さんのアシスタントのO村さんと待ち合わせ。用を済ませて家に帰ったらもう8時半過ぎ。


・・・・・・簡単に何か作ろうと思ってたんだけど、なんか面倒になった。カップ麺でいいや。食べながら『ヘキサゴン』(の後半だけ)見て、『トリビア』(の前半だけ)見て、お風呂に入って10時からは『光とともに・・・』を見る。

水曜は見たいテレビがつまってて、こないだの『オレンジデイズ』のビデオを見る暇がなかった。次の日曜で最終回らしいんだけど、それまでに見れるかな?


今日の『光とともに・・・』も良かったなぁ。琴美ちゃんのお父さんの話がよかった。
「俺はあんた達みたいにキレイ事では考えられねぇ」
あれは障害児を持った人なら1度は考える事じゃないだろうか。この人でも、やっぱり琴美ちゃんが産まれた時にはこの人なりに嬉しかったんだ。この人なりに子供に対する夢もあったんだ。だからこそ、障害を持って産まれてきてしまった琴美ちゃんを受け入れられなかったんだろうな。素直にそう思えるエピソードだった。

最後のシーンでは、テープに吹き込まれた琴美ちゃんの
『父ちゃん、大好き』
という言葉にめぐ美さんと抱き合って泣いて喜んでた。これから少しずつ琴美ちゃんを受け入れて行ってくれるのかな?・・・・と思ったら来週もう最終回!?なんか早いな〜。

あ、でも、井川遥は、お嬢様っぽい役よりも今回みたいなはすっぱなキャラの方が似合うかも。今回、いい意味でイメージを壊したよね。




『障害を持った子供は、親を選んで産まれてくる』って聞いた事がある。産まれてくる命の中には、どうしてもある程度の確率でなんらかの障害を持ってる子供がいて、でもその子は、『この人だったら大丈夫』『この親の元だったら、障害を持つ自分をちゃんと育ててくれる』って、親を選んで産まれてくるんだって。

友達の子供で、心臓に障害を抱えてる子がいる。産まれる前からそれはわかってて、多分産まれたらすぐ手術をしなきゃいけないだろう、と言われてた。でも産まれてみたらビックリするぐらい元気で、友達はもちろんお医者さんも戸惑ったぐらい。結局、
『せっかくこんなに元気なんだから、もう少し大きくなって体力がついてから手術をしましょう』
って事になったらしい。その時、その友達が言ったんだ。

「でも、この子が産まれてきたのが私達の所でよかった。私達は、福祉の勉強をしてたから障害に対して少しは知識もある。障害があるって聞いただけで打ちのめされてしまうんじゃなくて、じゃぁどうしようって前向きに考えられたし、どうすればいいのかっていう社会資源に関する知識だってあった。産まれる前にわかってたから心の準備も出来たし、助言を求められる医療福祉の関係者もたくさん周りにいる。私達だったらこの子を助けてあげられるし、そのためにどうすればいいのかを調べる事もできる。だから私達の所に産まれてきてくれたんだろうね」


そういう事なんだろうね。

彼女は今、県外の病院に行ったりもしながら、少しでも確実に子供の心臓を治してあげるための情報収集をしている。今は元気だけど、このまま成長していけば、早ければ3才ぐらいで他の子供と差が出てくるだろうと言われたらしく、できればその前に治してあげたいと一生懸命だ。

「でも運がよかったと思うよ。だってこの子の病気は、手術で治せるもん。治しようのない先天的な障害を持って頑張ってる人達にくらべたら、申し訳ないぐらい運がよかったと思ってる」

もちろん、手術の成功率だって100%じゃない。うまくいかなくて、結局一生病気を抱えて生きる事になるかもしれない。それでも治る見込があるだけ幸運だったと。


強いなぁ。強くなるしかなかったんだろうけど、すごいなぁと思う。ただ同情するんじゃなくて、力を貸せるとこがあるなら貸しながら、彼女が1人で頑張り過ぎないよう支える事ができたらいいな、と思う。

手を貸した方が良さそうなら貸す。

そう考えたら、それは障害者に対しても健常者に対しても同じだと思う。ただ、障害を持ってる人の方が、持たない人よりも手を借りたい機会が多いだけ。そう思いません?


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咲良 [MAIL]

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