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☆つづかない日記☆ 


2002年04月15日(月) 寄贈品


幼稚園や学校のバザーというと各家庭から不用品などを

寄贈品として出してもらったり、関係企業から何か品物を寄付してもらい、

それを宝くじ(のようなもの)の賞品として使うことになっている。

(購入した券に数字がついていて、それが当たりくじになる。)

そして、その宝くじ券や、バザーの収益はすべて

色々な福祉施設などに寄付される。



関係企業と言えば、学校が普段使っている銀行や業者で、

企業は学校の仕事を請け負うことで、利益を得ているのだから

バザーの時の寄贈品をお願いすれば、テレビや自転車など

普通の家庭からは出て来ない、高価な賞品を出して貰える。



・・・はずだった。 これまでは。



ところが、この不況で銀行でさえもう何も出してくれなくなったらしい。

バザーの役員に当たったお母さん達は、企業に手紙を書いて

寄贈品の提供をお願いするのだが、どこも色よい返事は帰って来ないらしい。



先日、学校へお手伝いに行っていた時も、

学校の制服を作っている、某有名業者からダンボールが送られてきた。



開けてみると、可愛いウサギのぬいぐるみが5体出てきた。



「わー、可愛い♪」


と喜んだのもつかの間。

その下からは、新聞紙に包まれたカンのペン立てや

お店の値札が貼られたままの色あせたレターセット、

糸が引っぱれたタオルハンカチ、穴の開いたメモボード、

ホコリだらけの某うさぎのお皿 などなど、

商店から余って返品されてきたのが一目でわかるような、

古くて汚いものばかり。袋にも入っていないものが多い。

ペン立てにいたっては、中にクモの巣が張っているものまであって、

まるで、

「このままゴミ箱に入れて欲しいのか?」

と言いたいものばかりで、先のぬいぐるみもよく見れば

ホコリっぽくて、いかにも古そうだ。



その場にいた一同が、あきれ返ってしまった。

馬鹿にするにもほどがある。

その会社からは、制服やカバンなど、多くの物を生徒達は購入している。

もうずっと何十年もの取引で、多くの利益も得てきたはずだ。

それなのに、この仕打ちはどうだろう。

心を込めて協力のお願いの手紙を出してきた役員さんも、

本当に情けない気持ちで一杯だった。

こんなゴミみたいなものをたくさん送ってもらっても困るだけだから、

せめて、ひとつで良いから良心的な物を送って欲しかった。



うちは小売店をしているので、数万円分のお店の商品を寄付させて頂いた。

特に今年は12年間お世話になった最後の年なので。

しかし、某有名業者と違って、うちが寄付したからといって、

お店の利益が出るわけではない。全くの寄付である。

子供がお世話になっているのだし、当たり前だと言われればそうだが、

うちの会社だって、小さな会社だから銀行はお金を貸してくれないし、

毎月たいへんな思いをして利益を出そうと頑張っているのだ、

楽に営業しているわけではない。危機的状況の綱渡り状態だ。

取引業者だっていくつも潰れているし。



それに、その収益は学校で使う訳ではなく、

すべて寄付金として使われると言うのに。





・・・いろいろ書いてみても相手に届くわけも無く、

腹が立つだけなので、止めよう。



これだけは確かだ。

二度とあの某有名○ァ○○○では買物をしないぞ。


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