かのんウラの日記

2001年08月29日(水) 幸せって

大学時代の友達、シホちゃんから電話があった。
シホちゃんは、大学時代の友達の中でいちばん早く結婚して
しかも相手が、一流大学の先生で(たぶん講師とかじゃないかと
思うんだ。まだ30歳そこそこだし。聞いてないけど)
結婚してすぐ旦那のドイツ留学についていって
この春に帰ってきたばかり。
日本に帰ってきてから、たまにメールをやりとりしてたんだけど
電話で話すのは久しぶりだった。

シホちゃんもだ。
私の「一流コンプレックス←私が勝手に命名」の原因。
「私結婚するの」って電話かかってきたときはビックリしたよ。
だって、相手は誰もが知ってる一流大学の「先生」だって
いうんだもん。
院生なら、出会うチャンスも多少あるかもしれないけど
先生よ?
しかもバツイチ使い古しとかじゃなくて、若い、まあまあいい年齢差。
さらにドイツ留学ですってよ!
これを一流と言わずに何というの?

もともとシホちゃんはお嬢様育ちらしくて、
大学時代もあまりバイトとかしないで、のんびりやってきた子。
今は専業主婦やってるみたいだけど、そういうのが似合うのよ。
ドイツでも、クッキー焼いて近所に住んでいる子供たちを招いたり
してたんだって。雑誌の中のような生活ね。

日本に帰ってきてからも、友達とはあまり連絡を取らずに
家のことばかりして過ごしてるみたいなんだけど
私が実際そういう暮らしをしたいかっていうとそうでもない。
結婚してからも友達とあちこち出かけたいし
可能な範囲で働きたい。
だから、シホちゃんの暮らしが理想かと言われれば
決してそうじゃないけど
でも、見た目だけはシホちゃんに見劣りしない生活をしたいって
思ってしまう。
つまり、より立派な人と結婚しなくちゃっていうことなんだけど。

ダメだねーこんなんじゃ。
自分の価値を夫の社会的地位で判断するなんてね。
自分自身が大学出た意味ないじゃんね。
でも実際、自分自身の社会的地位を向上させるべく頑張るのは
タイヘンなのよ。特に女は。
だからついつい人(夫)に頼っちゃう。
かのんの苦悩は続くのでした。


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