2003年04月22日(火) |
蛇行する川のほとり 2 |
中央公論新社 恩田陸 著
三部作第二弾です。 今回は視点が前回とは変わっておりました。
この、読んでいると不安になる アンバランスな感じは恩田陸独特のものだと思います。 何でしょう、落ち着かない、そわそわした。 それも楽しみが待っているそわそわでなくて この後大変な何かが起こりそうだっていうそわそわした感じなんですよ。
くそぅ、また続きが気になるところで終わりやがってー(笑) 完結編、第三弾は8月の発売予定とのこと。
恩田陸の少女観には参ります。
新書サイズでこのお値段(1・2共に476円)はお手軽ですよ。 ま、確かに薄いですが、面白いのでオススメです。 ここまできたら三部作出揃ってから一気に読むのもいいかもしれません。 装丁も好きかなー、シンプルだし、紙も手触り良しで。
例のボブ本ありませんでした……なんで? こりゃぁ、池袋行かないとダメかもしれないわ。 というか、こうなってきたら絶対手に入れないとって気になります。
挿絵が如月弘鷹さんだからなの!? 私はだから欲しいんだけど。
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