2007年01月30日(火) |
防災船「希望」の船体売却入札に参加者は現れるのか |
中日新聞、静岡新聞の夕刊によると、県は、廃船予定の防災船「希望」を4000万以上で一般競争入札で売却すると公告したとのことです。3億円で購入した実験船に19億円の改修費をかけて22億円という防災船です。
9年間で104億円、1度の出動のみ、当初より国の管轄分野として反対意見も出されていました。そして、実際に、今では海上保安庁でも自衛隊でも同種の機能を持つ船舶が装備されています。何故、購入したのか。
これは既に様々な方々が公式非公式に、静岡空港の第6次空港整備計画にいれこむ為の旧運輸省との「取引」との指摘をしていますが、真偽の程は定かではありません。しかし、あってもおかしくない事実として推測は十分に成り立ちます。
固定費であった三菱重工の子会社へのエンジンのリース料2億円、ドッグ費用2億8000万円、計4億8000万。リース破棄については、5億円の支払いで合意しています。エンジンのない船体を購入する企業が現れるのか、注目です。
入札説明会は、3月8日、9日とのことです。この税金の無駄遣いの責任はどのようにとらせるのか、議会の責任も重大です。
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