2006年12月23日(土) |
青年海外協力隊・ドミニカに向かう我が長女 |
今「コクサイキョーリョク」が気になる〜青年海外協力隊・ドミニカに向かう若者と語る〜の集い、参加者じは15名程でしたが、3人のパネリストの想いがそれぞれに伝わってきて、とても楽しく刺激的な時間でした。
JICA地球広場の佐藤真司さんは、今現在、世界77ヶ国に2505人の青年海外協力隊が派遣されている現状に対する参加者の認識アンケートを行いながら、96年−99年のドミニカ経験及び帰国後の協力隊員の課題について報告しました。
県立大学で虎頭恭子さんは、2001年−2003年ホンジュラスのエルパライソ県テウルセルティ(天国という意味)=医師常駐の保健所での経験をもとに、誰が主体かー「してあげる」活動でなく「一緒に行う」提言など、問題提起されました。
これを受けて高島和音さん(私の長女)から、何故、青年海外協力隊でドミニカ共和国なのかについて、両親の生き方にも影響されながら、大学時代の海外訪問や長野県の地域医療など経験する中で学んだ結果であったことが語られました。
議論は、2年は短いが3年は長い?自分一人で頑張るのでなくみんなの力を活用、治安、危機管理、現地での支援活動の6ヶ月後、20ヶ月後のフォロー、長野県駒ヶ根での研修、相談できる人の現地発掘など多くの観点での議論がありました。
それにしてもこれだけの若者が国際協力活動に携りながら、何故、そのことが帰国後にキャリアとして認知されないのか、日本社会の閉鎖性を改めて認識させられました。また、私達、親の世代や、団塊の世代が彼らとどう向き合えるのか。
娘は1月10日に日本を離れます。
|