2006年12月15日(金) |
制限表面区域の収用委員会結審 |
議会の諸雑務で収用委員会には遅れて参加しました。権利者グループは収用地と使用地の境界問題を軸に、この測量が終わったあとで損失補償問題を述べる機会が必要である事を、沖縄県の普天間基地の収用委員会却下裁決を例に主張しました。
そして、本来地権者である大井寿生さんの地権者としての想いのみならず、35条調査や境界線確定をめぐる陳述の論理的主張は圧巻でした。その主張の言葉ひとつづつが選び抜かれていました。どんな気持ちで綴られたのでしょうか。
ところがこの大井さんの陳述の最中にオオタカの営巣木の伐採の行われたという連絡を受けました。何故、今日なのか。反対派が収用委員会に参加し、監視行動が手薄となるこの日を選んだかのような空港部の動きです。
17:00から急遽の住民グループの空港部抗議行動、記者会見が行なわれました。そして、今度は逆に収用委員会結審の連絡。今日という日に懸案を処理してしまおうという、大きな権力の意思を感じたのは私だけでしょうか。
意義申立てする人々声を、せせら笑うかのようなそして権力に奢れるもののこの仕打ちに、負けるわけにはいかない、ただただ、不屈な闘志が湧きあがってくるだけです。円満解決を語る石川知事の欺瞞と卑劣なその姿をしっかりと胸に刻みたいと思います。
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