2006年11月26日(日) |
読みたくなる本―各新聞社書評欄 |
毎週日曜日の各新聞社の書評欄は、評者を選択する新聞社の政治姿勢もそこに現れてきますが、それでも各界を網羅していて、見出しだけでも眺めていて楽しいものです。そして、書評で読んだ気になってしまいますので、要注意です。
日経新聞ー『国家を騙した科学者」 韓国のES細胞を事件を検証 毎日新聞ー『路上の国柄』 路上観察で知る日本の官僚的秩序 読売新聞ー『官のシステム』『会議の政治学』 官のしくみをさぐる 中日新聞―『星野道夫 永遠のまなざし』 ヒグマが襲った本当の理由 朝日新聞ー『アルジャジーラとメディアの壁』 アラブで育つジャーナリズム 静岡新聞ー『海からの贈りもの』 孤独と向き合う時間 産経新聞ー『小津安二郎文壇交遊録』 敬愛し学んだ「後味」の良さ
と言う具合に各新聞社の中から一冊を選んで見るとこうなりました。ただ、今週で一冊だけ読んで見たくない本があります。『イラク自衛隊の真実』(扶桑社)です。「誰も書かなかったイラク自衛隊の真実」と評したのは岡崎久彦氏です。
岡崎氏のテレビ界での様々なコメントにいつも「エー!」と唸ってしまいますが、この方は意外にテレビ登場が多いのです。それでも敬意を表して、立ち読みはしてみなければと考えています。
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