2006年01月25日(水) |
外国人無料検診会、表彰される |
駿河銀行が主体となって作られている財団法人・企業経営研究所による国際交流支援事業の表彰式が沼津市にある「可能館」という施設で開催されました。代表の榎本信雄さんがお仕事で参加できないために、実行委員会の実行委員会の事務局長と2人で代理出席してきました。20人くらいの参加者でした。
1、国際功労賞として「富士にほんごの会」、「外国人のための無料健康相談と検診会実行委員会」 2、外国人研修生j助成金として、川根町教育委員会のサムエル・トーマス・リーダーラーさん、静岡県立南高等学校のガブリエル・ロドリゲスさん 3、来賓として、財団法人静岡県国際交流協会・専務理事兼事務局長 斉藤聖一さん、静岡県教育委員会高等教育課長補佐兼指導係長 宇佐美寿英さん、教育総務課管理主事 松本直美さん 4、研究所所長 矢作恒雄さん、常務理事 小長谷洋さん
所長の矢作さんから、財団のこの支援事業は1996年から始まり、受賞団体の活動を「未来からの留学生」として位置付け、いい社会、若者たちが夢をもってもらえる社会、に向けてお手伝いしたいという事業の趣旨が述べられました。そして、丁寧な受賞団体(者)のていねいな紹介と講評が行われました。外国人の2人には流暢な英語での紹介でした。なかなか。
そのあとそれぞれに表彰が行われ、式典の後にコーヒーによる懇談が行われました。矢作さんと斉藤さんとは、小児科での救急外来の話から問診をコンピュターで評価し、直ちに病院へ、というような指示を出せる電子情報サービスソフトが試験的に進んでいる話など、有益な情報を頂きました。
富士にほんごの会からは、マンツーマン方式による語学教室の実情を聞き、今後の外国人支援のヒントを得ました。また、富士市での外国人への検診会実現の可能性についての意見交換も行われ、新しい出会いによる大いなる展望も垣間見ることができました。
こうした民間団体によるNGO支援は、これからの市民社会の方向性をリードするものです。受賞の栄誉だけでなく、助成金もいただき新年度の第9回目の検診会実行委員会も3月12日05年度報告書完成の集まりで何とか出発できそうです。市民ボランティアに支えられる相互支援ネットワーク。ともかく財団の支援に感謝です。
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