2005年09月26日(月) |
5年ぶりの国政調査、電話相談ホットライン |
国政調査の季節がやってきました。東京の市民団体では、電話相談ホットラインを開設します。 TEL 03―5155―7378 9月25日から10月6日 13:00から19:00
市議会議員の時代には、電話ホッとラインなど静岡市でも市民団体と一緒に活動してきました。今回は市民団体の方での動きはまだありませんが、期待したいところです。
先日あるサークルでも「また国政調査よね、いやなのよ、近所の人が調査員になっているから。知らない人だったらまだ我慢も出来るけど。5年前の時、記入した内容で、よく分からないと電話をかけられて、それでもう嫌になったの」という国政調査についての意見を聞きました。
「封筒があるから、それを使えばいいじゃないですか」「でも封筒の説明あったかな?封筒にしたら調査員の人は見ないの?」「あるはずですよ。見ませんよ、それは市の職員が調べることになっているから。書きたくないことは記入しなければいいんですよ」。「人口調査って、あんなやり方やらなくてもわかるよね」「分かりますよ、住民基本台帳だってあるし、戸籍もあるし、外国人登録、人口動態統計、いろいろあるんだよね」。
プライバシ−侵害に対する国民的批判と市民団体の運動で、全世帯に密封封筒が調査票と一緒に配布されるている国政調査のはずです。ところが、実体は、封をされると市町村職員が調査しなければならない、封をすると記入漏れが多くなるのではないか、と封筒を配りながら、調査員には消極的指導をしているのが実情ではないかと思います。
実際、調査票には矛盾する表記があります。「★ 記入した調査票は、正確な統計を作成する為に、調査員によって記入もれ、記入誤りなどの確認が行われますので、そのまま調査員にお渡し下さい。」とも書かれていますが、一方で「★ 記入した調査票をこの封筒に入れ、添付のテープで封をして調査員に渡していただくことも出来ます。この場合、調査票は封をしたまま、市区町村に提出されます。」とあります。
本当に国政調査は必要なものなのか、更に議論を巻き起こしていく必要があります。
※※ 明日の代表質問 質問項目
質問順序 1 質問者 杉山 盛雄(自民党)
1 4期目に臨む知事の政治姿勢について (1)基本姿勢 (2)財政運営 2 静岡空港について (1)空港の必要性 (2)空港の利活用 3 伊豆地域の振興について 4 県立大学の法人化について 5 ユニバーサル技能五輪国際大会について 6 多発する豪雨災害に対する危機管理について 7 荒廃森林再生に向けた森林新税の創設について 8 今後の道路整備の進め方について 9 都市公園の指定管理者制度導入について 10 県立静岡がんセンター研究所について 11 農水産業の振興について (1)静岡茶のグローバル戦略 (2)海面養殖業の振興 12 今後の企業局の経営について 13 教員評価制度について 14 警察行政について (1)警察署再編整備計画 (2)警察官の能力向上
質問順位 2 質問者 岡本 信也(平成21)
1 県財政について (1)税収見通し (2)9月補正予算 (3)県債残高 2 地震防災対策について (1)総合防災訓練 (2)県民の防災意識 3 静岡空港について (1)空港建設 (2)空港の利活用 4 男女共同参画の推進について (1)これまでの取り組みの評価と今後の取り組み (2)子供たちへの教育と教職員研修 5 地域防犯の充実について 6 障害者雇用促進策について 7 農地、農業用水等の資源保全施策について 8 アスベスト対策について (1)工場や周辺環境の汚染対策 (2)県民の健康被害への対応 9 環境対策について (1)森林保全に関する条例の制定 (2)新エネルギーの導入促進 10 公共工事の入札に係る不正防止対策について 11 教育行政について (1)不登校対策 (2)地域との協働による教育の推進 (3)キャリア教育 12 犯罪抑止対策について
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