まつや清の日記

2005年09月16日(金) 中秋の名月

 今日バイクで帰りながら、明るい月を観ました。満月に近く、走りながら感動してしてしまいました。今日は中秋の名月かとインターネットを調べて見ると、今年の名月は18日とのこと、でした。それでも、月を観ながらいろんなことを考えてしまいました。そして、自然に口ずさんでいたのが、吉田卓郎の『旅の宿』。「浴衣君は すすきのかんざし・・・・」。小さい頃は、中秋の名月に、ススキとお団子を縁側で見たような記憶があります。今は、それも遠い昔の話なのでしょうか。

 そして、月にいるのはうさぎさんでなく、人間・宇宙飛行士です。月から地球を観た多くの飛行士たちは、人間界の無益な争いを忘れて、宇宙の中の地球、生命体としての人間を強く意識してきました。そのことは、立花隆氏の『宇宙からの帰還』(1997年中央公論社)の中のアメリカの宇宙飛行士達の紹介でよくわかります。それにしても、アポロ13号の奇跡の生還は感動的でさえありました。

 この宇宙を描いたスピルバーグ監督の『宇宙戦争』。彼の作品で宇宙ものは、『未知との遭遇』『ET』、そして映画解説では、この2作品は宇宙人は友達だが、『宇宙戦争』では侵略者、ここに今のアメリカの9・11以降の国民の感覚の変化が表れているとの評論がされています。このアメリカに行って、小泉首相は国連演説。日本の国民の衆議院選挙選択に、9・11以降の日米同盟の強化は含まれているのかいないのか。

 何度観ても月は美しく見えます。

 


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K.matsuya

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