| 2005年08月30日(火) |
衆議院選挙公示−各新聞社報道の見出し |
はじまった衆議院選挙、各新聞社はどんな見出しをつけているでしょうか。いつものパターン化した分析になりますが、紹介します。
読売−政権選択 問う戦い 衆議院公示 「郵政」「年金」が争点 小選挙区・比例 1129人届け出 分裂自民の行方、カギ
毎日−衆議院公示 政権選択問い激突 小泉政治の是非焦点 自民「郵政」 民主「年金」訴え 届け出1100人超 少数激戦に
中日−「郵政」か「年金」か 政権選択を問う 衆議院公示1130人届け出 各党首が第一声 県内小選挙区23人出馬
日経ー政権選択 問う 衆議院公示 来月11日投開票 郵政・年金 改革訴え 1130人届け出 少数激戦 小泉自民か岡田民主か
朝日−「郵政」「政権」問い論戦 総選挙スタート 年金・子育て争点 来月11日投開票 33選挙区で分裂 郵政で自民 立候補1100人を超える
静岡−衆議院選挙スタート 県内、八選挙区に23人、「郵政」争点11日投票
全社ほぼ共通するのは、二大政党時代の到来を完全前提にしていること、争点に静岡新聞を除き、全社が「郵政」「年金」「政権選択」の三つを挙げているのが特徴。つまり、我が静岡新聞のみが「郵政」のみ。ほとんどのマスコミが小泉劇場の反省をはじめているのですが、静岡新聞は、小泉政権寄りを明確にしているのでしょうか。
※※ 今日の朝刊で朝日新聞長野総局の西山卓記者が、解散をめぐる新党報道で「虚偽のメモ」で解雇されたことが報道されています。西山記者は長野総局前は静岡総局勤務で、私だけでなく多くの方々に彼の記憶が残っていると思います。田中知事がいうように「か弱き人々に対する優しい目線を常に抱く」という印象は私自身も同感する所だっただけにショックです。何故あのようなメモをつくってしまったのか。現在、彼がどんなことを考えているのか、胸中察するにあまりありますが、今回の過ちの重さを深く反省しジャーナリストへの再起を念願せずにおれません。NHKとの「抗争中」故なのか解雇という厳格処分。複雑な想いです。
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