まつや清の日記

2005年07月16日(土) 連休初日の新聞報道

 3日間の連休、梅雨なのかどうなのかもわからないうちに梅雨明け宣言が出そうです。異常な天候です。

 さて、選挙戦にとっても重要な3日間、初日、新聞社報道を追って見ました。

朝日新聞ー実現できるか「公約」 両候補の内容を比較。ローカルマニュフェストの紹介と政策比較でこれからの選挙戦のあり方も示唆されている。できれば、両候補のホームページを紹介してくれるとよかった。更に10人の有権者の声・中盤戦紹介。有権者の現段階での声がよくわかって刺激を受ける。

読売新聞−どうしますか、石川さん、吉田さんシリーズ7回目。市町村合併、「仲介」の役割担う。読売新聞社は連続企画で政策テーマを設定して、記者自身がそのテーマで現状分析を書く。気合いがこもっている記事に好感が持てる。小規模町への視点であるが、蒲原町がまさにその正念場であり、紹介があってもよかった。

毎日新聞−決戦の論点ー財政 県債残高、歳出に占める割合全国2位 石川氏・償還に不安ない、吉田氏・借金増え窒息寸前 厳しく財政改革をやっている都道府県ほど年々総額が低くなっており、県債/歳出・単純比較での財政評価は難しいところ。県債残高削減数値目標をどうたてられるのか、そこの視点もあるとよかった。

中日新聞ー県知事政策アンケート・下 県が全国に誇れるもの、クールビズの取組み、ニート・フリーターの若者への助言の3つの質問。今日の他紙に比べ地味な感じ。政策というより、人間性や姿勢みたいなものを引き出す設問で、時期にあった内容で意外と政治への親しみやすさを捉えているかもしれない。

産経新聞ー知事選・候補者に聞く 地震対策、少子高齢化、観光振興、宝くじで三億円あたったら。最後の質問が実に面白い。吉田候補は3行、石川候補は7行の回答。両者の今の現状をよくあらわしている。挑戦者と3期12年の長期政権保持者の全く違う感覚が如実。

静岡新聞ー知事選 暮らしの現場から5回シリーズ 観光活性化 伊豆ブランド模索。一面を使った連載記事で、伊豆観光の低迷状況とそこからの脱出の展望を探っている。ファルマバレーに関与する「かかりつけ湯」構想の現状を報告し、その意義付けを示そうとしている。やや、迫力不足か。

日経新聞ー企画なし

 そのほか、県選管発表期日前投票率、浜松市での市議会議員選挙、駿東郡県議再選挙が知事選挙にからんで報道されています。中盤戦、中だるみか、それとも後半戦への飛翔への発射台か。気持ちが引き締まります。


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K.matsuya

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