まつや清の日記

2005年06月29日(水) 商工労働委員会・企業委員会

 昨日からの2日目の商工労働委員会でした。質問は、下記の内容です。商工労働行政は、いままできちんと議会で取り扱うチャンスが少なかったので、とても刺激的です。質問の準備でも新しい知識が必要で、労働とは何か、という基本的認識が問われます。商工労働部長もきちんと正面から向ってくるパワー溢れる方のようです。労働委員会事務局長も企業局長も負けているような人ではなさそうです。9月議会が楽しみです。

 昨日の静岡朝日テレビでの静岡県政特集で「簿外郵券とプール金=裏金」が取上げられました。ビデオを見ましたが、なかなかリアルで問題点を指摘しています。見てみたい方は連絡下さい。

 6月議会も山を越しました。いよいよ知事選挙です。全力投球をしたいと思います。

※※ 常任委員会質問

「1」 簿外郵券の取扱い
1、 集中管理に移る前の郵券管理について
  購入、受払い簿、返還、返還記録

「2」 指定管理者制度の導入
1、 しずおか産業創造機構、静岡県労働福祉事業協会、静岡県コンテナ輸送振興協会の管理委託費と収益を含んだ事業費およびその支出の内訳、財団活動の中での管理事業の位置、管理委託事業に関わる職員数は。
2、 利用料金制とのことであるが、貸し館業務での稼働率、サービスの質の向上と収益構造は、三年間の管理費は一定なのか。

「3」 雇用戦略プラン−全体
1、 雇用プラン策定の前提となる国、県、市町村のそれぞれの役割分担はどのように考えたらいいのか。特に第4章の基本方向と雇用政策のところで、3の雇用のマッチングでいくつもの政策を出していますが、ここでの国、県、市町村の役割について
2、 この施策を見るとあらゆる産業、都市計画、社会保障まで全てを含みこんだプランとなっているが、論点はどこにあったのか。建設業と公共事業削減、大型店と中心市街地など
3、 無料職業職業紹介を行う権限があるが、何故行使しないのか。既に動き始めている市町村はないのか。ジョブステーションは、県と国の連携事業か。就職情報の情報集積は、国・県・民間との間では、どうなっているのか。
4、 この雇用プラン作成に当たっての当事者経済団体、労働団体は入っていますが女性、障害者、高齢者など当事者団体が入っていませんが。

「4」 雇用戦略プラン−雇用のミスマッチ論
1、 「必ずしも働く職場がないわけではなく、企業側からは求職者の働く意欲や不足や能力の不足、求職者からは職種、就業形態、賃金水準が折り合わない、というミスマッチによるものが増えていることから失業率を下げる事は雇用の量的拡大だけでは解決できなくなっている」(10ページ)とありますが、賃金水準が折り合わないというのは、ミスマッチ論で分析できるのか。
2、 そのあとに非正規雇用の実情が述べられ、これも、就業の多様形態として、無前提に受け入れているような分析でもあるが、この非正規雇用は不安定な雇用状態であることの認識はどのようなものであるのか。
3、 日本版デュアルシステム−地場産業で家具業界に若者というがどのような展望をもっての働きかけか。
4、   社会の2極化、正規ー非正規の間に、就業の多様な労働形態をインプットしていく為の雇用行政とは何か。よくいわれるNPOによるコミュニティビジネスなどの展開をどのように誘導されるのか。

「5」 雇用戦略プラン−労働力の不足
<1回目>
1、 少子高齢化、労働力の不足は、様々な社会的対応策がありますが、外国人労働者の位置付けについてはどのような、見解になるのか。

「6」 大型店出店現状の対策

1、 大店法の見なおしの現状と評価。県としては街づくり三法の改正にどのような対応をされるのか。
2、 営業時間の延長の実体、閉店の実体
3、 中心市街地活性化対策で駐車場建設が結構ありますが、これは採算性がとれているのか。交通政策としては、成功しているのか。駐車場の建設しているが稼動率は。浜松市の空洞化、様々な対策がとられているが、その評価。

「7」 2007年ユニバーサル技能オリンピック
<1回目>
1、 そもそもこの技能5輪、はじまり、どの程度の国際大会か。何故誘致にいたったのか。
2、 国・県・市の予算規模、沼津市含めて

「8」 海外企業の動向―中国、韓国
1、 反日運動活発化で変化は生まれているのか。

「9」労働行政
1、 最近の傾向
2、 少数者労働界の意見反映

企業局質問                        

新磐田市との太田川水道事業交渉について

「1」 磐田市との太田川系水道事業の給水契約変更交渉
1、 課題とスケジュール

「2」 工事
1、 旧自治体ごとの財政上、施設上の進捗状況、残されている工事計画
2、 旧自治体ごとに契約給水量変更された場合の工事計画の変更内容
    
「3」 給水が十分に充足論、不足論の論点は何か、
1、 平均値を越える磐田市と福田町は現在どこでカバーしているのか、
2、 合併効果で現在の中遠系と自己水源で賄えると言う根拠、
      旧自治体間で水のやり取りする必要な施設整備
3、 将来の必要論―人口予測−トレンド法とコーホート法


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K.matsuya

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