まつや清の日記

2005年05月20日(金) 県知事候補者あらわれるー読売新聞スクープ

 今日は議長選挙など役員人事の臨時議会。話題はもっぱら読売新聞県知事報道。きのう韓国から戻って毎日新聞の知事選挙連載の始まりをオーッはじまったんだ、と思っていた矢先の今日の朝のニュース。

 正直、私は候補者の吉田さんという方とお会いしていないので評価は十分に出来ませんが、とにかく、候補者の名前がこうして出てきた事は大歓迎です。ただ、吉田さんあるいは牧野聖修衆議院議員が民主党第一支部として候補者を擁立すという選挙イメージなのか、静岡県を改革してやろうという熱気あふれる吉田さんを中心に展開される選挙イメージなのか、「新しい静岡県を創ろう会」など住民団体を軸に展開される市民選挙イメージなのか、この報道からだけでは十分にはわかりません。来週明けにも出馬表明とありますので、これが本当なら、一番目か2二番目のイメージです。

 おそらく、スクープですのでそうした戦略が煮詰まっていない段階での情報かとは推測しますが、4年前の海野とおるさんの水野誠一さん擁立という朝日新聞スクープ記事を思い出します。2月スクープから5月30日の水野誠一候補と政治団体「水色の風」が設立されるまで2ヶ月半かかっています。4年前の反省とこれまでの積み重ねがありますので、4年前よりはすばやく体制づくりが始まると思いますが、時間の心配があります。

 いずれにしても牧野聖修さんを中心に民主党内の石川知事批判派の国会議員、住民団体の方々を含め「薩長連合」の実現がなされることを強く願わずにはおれません。「勝つ」選挙の必要条件です。読売新聞報道ですと海野とおるさんと対抗関係にあるようにも受け取られる所がありますが、海野さんが述べておられるように「県政を変えるという目標」に向って調整されて行くことと思います。

 一方で国土交通省中部地方整備局の社会資本整備審議会への付議が今日もなされていないことは、石川知事にとって大変大きな誤算です。こうなりますと来週に付議されたとしても5月30日の自民党県連大会には確実に間に合いません。静岡新聞・朝日新聞によると教育・福祉団体による出馬要請が相次いでいるとの事、石川知事は方針転換を行おうとしているのか。幾等なんでも筋道の通る説明が必要です。

 考えてみるにこれだけ付議が遅れている理由としては、国土交通省が単に丁寧に審査しているためか、知事選挙日程にかかかわりなく審査スケジュールを立てているのか(知事にとって最悪の7月24日以降の決定)、社会資本整備審議会の側の意外な抵抗にあっているのか。事情は推測するしかありませんが、知事および空港建設局の目算が外れている事は確か。

 とにかく、吉田さんに会えることを楽しみにしています。

 さて、今日は臨時議会、議長選挙結果は、大橋正巳議員―73票、花井征二議員―3票、松谷清―1票で大橋正巳議員が議長、副議長選挙結果は、中澤通訓議員ー43票、岡本護議員―19票、滝田光男議員―7票、松井三郎議員ー5票、梶野完治議員―3票で中澤通訓議員が副議長に選出されました。
 
 


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K.matsuya

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