まつや清の日記

2005年04月29日(金) 春の森づくり県民大作戦に参加して4本を植樹

 「風薫る、中日本平で森づくり」プログラムに参加してムクノキ、ヤマザクラ、ネムノキ、ヤマモモ4本の植樹をしました。ぐりーんぐりーん(静岡大学学生サークル)、草薙の里・遊森民など7つのボランティア団体、県関係者など300人で300本の植樹が行われました。

 今日から連休、まばゆいばかりの陽射しの中、楽しく尚且つ勉強という大変充実した時間を過ごせました。

 しいたけの菌打ち体験、知らない事ばかり

 中部農林事務所職員と若手しいたけ生産後継者「おいしいたけの会」メンバーによる実体験指導。しいたけ栽培は260年前から、静岡県はその中心、昔は原木・ほだ木にナタでキズつけ自然にしいたけ菌が原木に菌を繁殖、今はドリルで穴あけ、菌の入ったちいさなペレット上の菌を植菌、1年半後縦に菌が繁殖。日陰で湿気の強い所がいい。一番おいしいのは「290}(ニクマルと呼ぶ)。原木となるコナラは下の所切っても、1年くらいで160センチから180センまで延び10年くらいで直径10センチくらいになる、しいたけはある意味で森林資源の循環を支えている、とのこと。

 ボランティアグループの元気に、脱帽

 今回の企画は、「有度山丘陵の里山保全活動」の一環で短期、中期、長期計画のうち中日本平18haの03年、04年、05年の1億5000万円事業。里山保全を県植職有度山クラブ、ホリーデーの森、里山を楽しむ会、ぐりーんぐりーん、遊森民、団地工房 ゆう、日本平ちゃっきり会などのボランティア団体が行政と協働して沢ごとにそれぞれのグループが整備を担当。まさに協働の時代。

 パネルを前に竹林整備の話しをじっくり聞きました。静岡大学のたけのこまつりに500人集まったとか、竹を使ったビッグなバームクーヘンづくり、7月,8月に竹林を切り倒すと翌年には根が枯れ、地元樹種など植林ができる、静岡市内の整備状況、竹炭づくり、そして毎年11月の里山まつり。静岡大学のぐりーんぐりーんのメンバーが着ていた作業着が、つい先日の「ゴミゼロネット」企画のリサイクル市に来ていた東海大学サークルと同じだったことに何か感動してしまいました。

 林業担当の県職員の女性技術者は約1割、すごい

 とにかく、県の職員方々の説明がよかったです。委員会でああだ、こうだというより現場で話を聞くのが一番。よく知っています。実は知事も植樹に来ていたのですが、結構長い間、ボランティアの方々や職員の話しに耳を傾けていましたが、確かに聞いていて楽しい。

 昼になったのでみなさんに感謝しながら駐車場に戻ったのですが、バイオレットトイレの説明パネルが面白そうなので立ち止まって見ていると、若い女性職員が遠くから近づいてきました。て説明をはじめるのです。最初ボランティアの方かと思いきや林業技術者。思わず、女性の割合を質問、200人くらいの中で20人くらいいるんだそうです。何故、林業?など感心していろいろ質問。

 うーん、とにかく久しぶりに自然な中。まさに「教育の森」。11月の里山まつり、行きたくなりました。
 


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K.matsuya

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