まつや清の日記

2005年04月13日(水) 静岡市政令市移行式典ーフエ市との都市提携発表

 政令市制度の今日的矛盾についての疑問から政令市県議会決議に反対してきましたが、今日の式典には参加しました。グランシップの大ホール「海」には3000人ほどでしょうか。進行は、いつものパターンですが、静岡市・フエ市の友好年提携の発表には大いに関心が湧きました。

 小嶋市長は、正直に「この時期にフエ市との都市提携には迷いもあったが、これからのアジアとの関係を考えるとベトナムとの関係は日本にとって大きな意味を持つと考えて都市提携にふみきった」との説明していました。日本ではじめて、勿論政令市でもはじめての「ベトナム―日本」の自治体間提携。96年に静岡市のボランティアグループ「子どもの家」(ストリートシルドレンの救護施設)との交流・支援活動から始まっています。

 実は、私自身、97年「ブリッジ エーシヤ ジャパン」というNPO団体が計画したスタディツアーに参加しフエ市を含むベトナム縦断ツアーを経験しました。そして、そのことがきっかけとなって静岡市の清掃・パッカー車をタンフォア市というところに寄贈する事業に間接的に関わりました。(詳しくは『地方から政治を変える』コモンズ社刊に報告が載っています)

 私たちの世代にとってベトナムとの友好関係は「ベトナムに平和を、市民連合」(いわゆるべ平連)世代にとって特別な感情があります。小嶋市長が、どのようなアジア認識をもって都市提携に臨もうとしているのか、じっくり意見を聞いてみたいと思いますが、この事業は歓迎です。

 


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K.matsuya

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