今日は8月6日。 秋葉忠利市長の平和宣言を聞きました。
「残念なことに、人類は未だにその惨状を忠実に記述するだけの語彙を持たず、その空白を埋めるべき想像力に欠けています。また、私たちの多くは時代に流され惰眠を貪り、将来を見通すべき理性の眼鏡は曇り、勇気ある少数には背を向けています」
2期目に入っている秋葉市長ですが、いつも平和宣言は感動的な文章です。 数学者でアメリカで教壇に立っていた理知的な方。 日本に戻りテレビ局のキャスターをやっていた彼を土井ブームの中で国会議員に引きずり込んだ社会党。
彼の論理的思考と社会党の古い体質があわず、委員長選挙に出馬して破れ、市長選挙の選択。波乱といえば波乱万丈な人生。私が代表を務める「虹と緑の500人リスト運動」の機関誌のインタビュウをさせてもらったことがありますが、非常に面白い方です。 秋葉市長に期待したいことは、広島市に閉じこもることなく政令市市長として全国の新しい政治潮流作りに檄を飛ばして欲しいこと。
と思っていたら「今日から来年の8月9日までを『核兵器のない世界を創るための記憶と行動の一年』にすることを宣言します」と述べていました。
大いに期待したいところです。
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