2004年04月07日(水) |
「ベトナム化」するイラク |
伝えられるイラク情勢は、35年前のベトナム戦争=泥沼化そのものです。
ファルージャでのアメリカの民間人虐殺とその報道。 ソマリアを連想させるシーンにアメリカ政府は当然にも過剰な対応。 過剰であればあるほど、事態は反米聖戦=ベトナム化の始まりです。 ここ2,3日のイスラム教徒シーア派やスンニ派の反米武装闘争の激化。 フセインとブッシュは変わらないというスローガンが広がりつつあります。
ブッシュ大統領自身がベトナム戦争の時代に軍隊にいた人です。 あの時代をよく知っているわけです。 そのことの反省は何もなされていません。
そのイラクに派遣されている自衛隊、1000人。 彼らの未来はどうなるのか。 私は、ドイツ・フランスの政府を巻きこんだ国連主導のイラク復興政策をどう立ち上げられるか、このことに全力を尽くすべきであると考えています。「みどりの会議」は何を提案すべきであるのか。その中に、民主党を超える「みどりの会議」の政治的存在意味が明確になります
6月1日〜4日のボンにおいてドイツ政府主催の「自然エネルギー国際会議」が開催されます。そこに、世界の緑の党が自然エネルギーだけでなくイラク問題解決するための具体的アクションプログラムをどのような内容で提案できるのか、そのリーダーシップをどこが果たそうとしているのか。
憲法9条を抱え持つ日本の有権者と「みどりの会議」が今こそ答を出すべき段階に来ています。
※写真は、浜名湖花博での入場門通過後に広がる富士山連想の花広場です。
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