3番目の息子の引っ越しで宇都宮市へ。 彼の1人暮しがはじまります。 35年前、静岡大学の片山寮に向かう坂道で聞いたかえるの鳴き声は今でも耳に残っています。
1DKの部屋に次から次に荷物が運びこまれ、不足するものを近くのリビングセンターへ買い物。幸いトラックを貸してくれるということになり、1日目で全てのハード部分が整いました。 合格が決まって最初に買ってきたものが料理の本ということに驚きましたが、 少しは父親の料理する姿を見ていてくれたのか、と・・・・。
だったら、料理環境を。 近くのスーパーに買物。味噌、醤油、塩、砂糖・・・こちらからも宅急便で送ったものもありますが、現地調達。低温殺菌牛乳、有性卵、幾つか見つかり、国産大豆の天然ニガリ使用の豆腐が見つからない・・・。
それにしても、何もない部屋に、調味料から鍋から、毎日の「食べられる環境」をつくることが如何に大変か。そして忘れ物多いこと。バターナイフがない。
どんな1人暮しをはじめるのか。 一方で1人ここにおいて大丈夫かと不安が沸き起こるのは親ごころかなのか、別れへの感傷なのか。実は子供のいなくなる親の方が試されてるのかもしれません。 ※写真は宇都宮大学の車の1時停止線をいれこんだ大学並木。
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