2004年02月25日(水) |
エネルギーの地産地消 |
国際シンポジウム「自然エネルギー2004 in Japan」に参加しました。 今年の6月1、2、3日ドイツ・ボンにて開催される「自然エネルギー2004 国際会議」のプレイベントととしての位置付けで豪華な顔ぶれのシンポジウムでした。
主催は「自然エネルギー促進法」推進ネットワークと環境エネルギー政策研究所の二つ、参加者は200名弱でしょうか。会場がお台場・日本科学未来館、ゆりかもめに初めて乗りました。
飯田哲也(推進ネットワーク代表)のあいさつ、クラウス・マテス(在日ドイツ大使館科学部長)のあいさつ、基調講演をハンス・J・フェルさん(ドイツ国会議員・緑の党エネルギー政策担当者)。
パネリストは、 ウーエ・R・フリッチェ(ドイツ・エコ研究所気候変動・エネルギー担当研究員) 河野太郎(衆議院議員) 樋口 勉(経済産業省 資源エネルギー庁) 逢坂誠ニ(北海道ニセコ町長) 堀俊夫(株式会社 ユーラスエナジーホールディングス) 笹之内雅幸(トヨタ自動車株式会社 環境部)
ドイツの目覚しい自然エネルギーへの転換の実情や、どうして日本は原発路線に拘束されているのか、成立した自然エネルギー法の問題点などいろんな角度からの意見がだされました。
石川知事の所信表明演説には、浜岡原発の記述が何もありませんでした。自然エネルギーがどのような脈路で語られているか是非聞いて欲しかったところです。岩手県の職員の方が1月20日に開催した「木質バイオマスサミットinいわて」の報告をされていましたが、増田知事の意気込みが伝わってきました。
食の地産地消だけでなく、エネルギーの地産地消という言葉に感じるものがありました。 とても刺激を受けました。 6月のボンでの国際会議参加してみたくなりました。
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