まつや清の日記

2004年02月20日(金) 背水の陣、海野とおるさん

 政治活動25年、参議院議員海野とおるさんを励ます会に参加しました。
 ターミナルホテル・アソシアで500人はゆうに超える600人か700人か、とにかく大勢の方々が参加しておられました。

 民主党・細野豪志執行部は、2人区で現職・海野とおるさん一人という中で2人を擁立。連合会長石井水穂さんを軸に海野とおるさんを落とせという戦略の元での2人なのか、政権交代の為に二人なのか。

 勿論、3年前の県知事選挙を一緒に闘ってきたものからすれば、石川知事支持なのか不支持なのかという県政改革の政治姿勢の違いをめぐる路線闘争と理解するわけですが、一部マスコミからは、海野とおるさんの政治手法からくる分岐も分裂の要素という評価もあります。

 しかし、民主党の二人擁立は、有権者から見て大変わかりにくいのも事実です。

 こうした中での励ます会ゆえにどれくらい参加者があるのか、誰が来るのか、マスコミからも大変注目された会でした。まずは、衆議院議員の牧野聖修さん、シビアな政治状況分析と激烈演説、県議会議員の鳥澤富男さん、県議時代からの長い付き合いを背景に熱烈支持、静岡大学名誉教授・原英三郎さん、学者とは思えないトーンでアジテーション、・・・・、そして、ご本人の力強い決意表明、応援弁士・小沢一郎さんと続き、乾杯へとつながっていきました。

 マスコミの方々からすれば、よくこれだけ集めた、だったようです。県議会議員は、御殿場市選出の池谷晴一さん、鳥澤さん、私、そして、直前に急な来客ありとのことで欠席の松井三郎さんも紹介されました。松井さんや池谷さんは意外な参加者に写っていたようです。

 問題は、海野とおるさんが、今日のこの集会を受けて、民主二人、自民二人、共産一人、無所属一人の6人で争われると予想されている全国でも屈指の大激戦区、注目の選挙区でどんな戦略をうちだすのかです。
 
 空港や原発問題など政治争点を明確にして、来年の知事選挙を「勝ちに」行こうとする側からすれば、この7月の参議院選挙では、海野とおるさんに勝ってもらわなければなりません。無論前提は、民主党自身によって二人必勝の組織体制が作り上げられることです。そこに、私たちが勝手連的に加わるというのがわかりやすい構図であるわけです。

 投票日の7月11日までの約5ヶ月、6年前の新進党を背景に公明、連合の組織力で勝ち抜いてきた海野とおるさん、今回は背水の陣で戦い抜こうとしていることはまちがいありません。静岡県・日本の政治を変える大きな転換点となる参議員選挙、私自身、どのような関与形態が一番ベストであるのか。支持者の中でも激論が始まっています。

 


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K.matsuya

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