2004年01月19日(月) |
共同通信・イラク派遣全国世論調査 |
イラクへの自衛隊派遣反対51%。 静岡新聞・共同通信電話世論調査の結果です。 公明支持層に「揺れ」 死傷者出れば撤退 の見出し。
途中見出しで「民主支持層に29%賛成」とあります。
え!と思って、記事を読んでいくと、野党で民主支持層で29、3%。 社民党支持層で36,2%。 共産党支持層で12,4%。 無党派層で30,3%。 当然、ホントなのかなー、どうして賛成なんだろうと言う疑問が湧きます。
因みに、自民党支持層で66,4%が派遣に賛成、ということは単純に反対が33,6%。 公明も66,0%が派遣に賛成、反対が34%。
報道では、政党支持層の「ねじれ」を強調しています。
賛成は、アンケート回答者全体の中で42,8%。
賛成の理由で、イラク復興が日本の国益になる25,8% 自衛隊の派遣は米国に約束したことだから10,0% 自衛隊を国際貢献に積極的に活用すべき49,0% 自衛隊以外の派遣は危険だから12,5%
この中で、野党の支持者が派遣に賛成する理由が、この項目からはちょっと想定しにくいと思うのは私だけでしょうか。
報道では、アンケート回答者の政党支持者のパーセンテージわかりますが、野党の支持者の中での自衛隊の派遣に賛成の内訳はわかりません。 せっかくの時期を得た世論調査。 母数も紹介してもらえれば、読者はもっと詳しい世論の実体を知りえることができるのではと思うのですが、みなさんはいかがでしょうか。
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