音を聴く日々。
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2009年02月22日(日) |
2月ライブ(主にサンゼン) |
先週は3本もライブ行ってしまいました。 日曜スネオ@AX、火曜アロウズ@Que、土曜サンゼン@Que。 そのおかげか、気の緩みか、風邪が治ったりひどくなったり、 仕事したくなかったりで、だいぶ仕事に支障をきたしてます。 今日も会社行こうと思ってたけど、頭痛くていかなかったし…。 調子悪い→仕事に向き合いたくない→自分のだめっぷりに落ち込む→ →音楽聴く→寝る→いつの間にか時間が立っててまた落ち込む・・・という悪循環。 来週は、なんとかやらねば。ほんとに。
さて、ライブなんですが、 やっぱり人の記憶と言うのは上書きされていくもので、今時点では サンゼンが最も印象深く残ってます。 もちろん、シカオちゃん登場に狂喜乱舞したスネオライブ (まっすぐ客席に向かってきてくれたスネオの歌ももちろん良かった)、 あまりの音の美しさとあっという間さに悲しくなったアロライブも非常に良かったんです。 アロウズのアルバム「アロイ」めちゃめちゃ聴いてるし(特に夜明けのRhapsody大好きです)。 でも、新鮮さで言うとサンゼン。 サンゼンは、昨年何かのイベントで見まして、 不器用なボーカル(ハンドマイクでぎこちないリズムをとりながら歌う姿が忘れられず)と 鍵盤主体のおしゃれな音がインパクトに残ってて、 もう一度見たいと思ってたバンド。 ギター/ボーカル、キーボード、ギター、ベース、ドラムの5人組。 最近CDが出て、レコ発ワンマンがあったので行ってみたんだけど、これが素晴らしい! 風邪が治りきっていないので、最後まで行こうかどうしようか迷ってたんだが、 行ってよかった。 ボーカルのオザワさんは、前述の通り非常に不器用そうな人で、 MCもつぶやくような感じだし、歌はピッチも音程も良いわけではなく、 上手いかって言われるとそうではないと思うんだけど、 時に子供の合唱で歌うように真っ直ぐで、時に危うくて、惹かれる。 その反面、バンドはとても器用な印象で、 ギターポップの曲もあれば、レゲエっぽいのもダブっぽいのも、 ジャジーなのもあれば、鍵盤主体の弾き語りもあって、色鮮やか。 いろんなことができる人たちなんだなー、と思いました。 あと、歌を第一に曲を作っているようで、 バンドの演奏がある意味控えめなところも気になった。 普通だったら、もう1フレーズも2フレーズもギターソロ弾いてもいいだろ、 っていうところですぐに歌に入っちゃったり。 あぁ、もっと聴いていたいと思うところでやめれるのが潔かったです。
で、その勢いに乗り、物販で旧譜を2枚買って帰ったんですが、 これがもーう、どんぴしゃです。 最近出た「アルベド」は、バンドの枠を超えて曲の世界観を表現した印象のある (シンセ(?)の音主体であんまりバンドの音にこだわってない感じ) 落ち着いた色の作品なのだが、 前のは5人の音そのままを生かしたアレンジで、聴いててわくわくする。 ということで、旧譜のほうが断然好きでした。 特に「瞬間描写」というアルバム。 安藤裕子さんとか好きな人は好きかも。 今、一番の勝手に推薦盤です。
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