ミウラ記

2002年03月20日(水) 果てしなく青い空。

さて、明日電機店がオープンする。
しかし、今日の広告にそれに対抗してやるぜ的な電機店Kの広告があった。
「他店の開店特価には負けません」

…気になるじゃないか。じゃあ行ってやろうではないか。

と、いうわけで期限がかなり過ぎた図書館の本を返しに行くついでに
その電気店Kに行くことにしたのだった。

図書館の返却カウンターに本を置いて逃げるように図書館を後にし、
さあ出発。


・・・・。



どこ?


そういえば、知らないよどこにあるか。 アホか、私は…。
しょうがないので家に電話をした。
卒業した弟がいるはずなので、広告を見てもらって場所を知ろうと思ったのだ。

私「あー、もしもし?○○?あのさー、Kの広告あるだろ」
弟「あぁっ?あるけど何!?(怒)
私「…? 地図載ってるだろ、大体でいいから場所教えて」
弟「ー…わかんないよっ!!
私「だから、何か道路の名前とか…」
弟「もうラスボスなんだよっ、セーブできないんだよっ


さいですか…。
私の労力より鬼武者をとるんだね、弟よ…。
せっかく朝、パズル解いてやったというのに…。


仕方なく片道15分の図書館からしぶしぶ帰宅する私。
広告を見ると、よく知っている道が載っていたのだが、書いてある店の並びはさっぱり見覚えのない並びだった。

でもとりあえず方向と道が分かってるのでさっそく向かうことにした。




ー…のが全ての間違いでした。
まさか、往復で2時間かかるなんて思いもしませんでしたよ、あたい。
それも行き帰りともに向かい風。
風邪で雲が流されて空はとても青く澄んでいた…。
しかし流された雲は私の心に暗雲となって渦巻いていた気がする…。


このくらいだったら、オープンする店に行って並ぶんだった…。
なんてお馬鹿さんなんだ…。
もちろん、夜の9時に行った時にはすでにたくさんの人が並んでいた。
それもオープンする日の2日前から並ぶ人もいたそうで。
…そんな方々のガッツに負けないくらいのガッツを今日は消耗しました。


こうやって人は大人になっていくんだよ、と自分に言い聞かせるので精一杯です。


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