★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記

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2015年11月03日(火) ランキン馬主への道? その381 イスラボニータ、天皇賞・秋はまたしても3着で涙

一週間前予報時点では雨の心配もあったが、秋晴れに恵まれた。

恵まれなかったのは枠順…。なぜ8枠16番なのか…。JRAはイスラボニータに何か恨みでもあるのか?ただ、雨で1枠2番なのと、晴天で8枠16番どっちが言いかと聞かれれば後者を取るだろうから、もう仕方ない。

救いは、Bコース替わりなのに土曜日は外伸び馬場になっていた事だ。内しか伸びない馬場だとどうにもならないが、これならまだ望みはある。


徳島発のJR夜行バスのプレミアムシートに乗って新宿へ―のはずが、気づいたら四谷とかの地名が…まさかの乗り過ごし。席取りの★うがや君に合流が遅れる事をメールする。う〜ん…いきなり失敗。

東京競馬場に着くと、★うがや君より「椅子じゃなくて通路です」とメールが来る…。ええ〜。

ゴール真正面なのだが、あの通路脇のスペースにシートが敷いてある…。ありがたいのであるが、ここではレース中人が溜まってしまい、もしイスラボニータが勝った時に身動きが取れず、とても口取りの集合に間に合わないぞ…。

しかし、昨晩から夜通しゲーセンで時間を潰し寒い中早朝から並んでくれて、こうやって場所を確保してくれたのだから、文句言うのはちょっとはばかれる。なので「天皇賞はちょっと上の方で見るね」とだけ伝えておく。


通路脇なので脚を伸ばして思いきり1時間ほど寝てみた。アイマスクはあるのでそのあたりもバッチリ。

こういうところは便利な場所だ。


あとはいつものように売店にいって、秋天グッズをあさったり、そのあたりをブラブラして時間を潰す。

この日はここまで年間わずか5勝の栗田博憲厩舎が絶好調。


イスラボニータの最終追い切りパートナーに選ばれたウィズエモーションが2Rで完勝。

そして厩舎期待、イスラボニータ2世(強さ的に)とも呼ぶ声もあったブラックプラチナムが新馬戦を期待通りの横綱相撲で圧勝。


ここまで5勝の厩舎がこの日だけで2勝。なんという日だ。これは総大将のイスラボニータで締めないといかんだろ。




お昼休みによれよれの夜行バス用服からスーツに着替え。8枠なのでピンクのネクタイにしました。馬券は★うがや君に頼んで複勝1万円。単勝ちゃうんか〜いと言われそうですが、勝てば一口賞金が一時金でも150万くらいは入る皮算用なので、その場合は馬券の当たりはあまりたいした事がない。そんなわけで複勝で。当たればバス代金くらいにはなるだろ。。。





10Rのパドックからそのまま残ってイスラボニータを待つ。

私はいつも東京競馬場だと、パドックの電光掲示板側の向かってやや右側あたりで見ているのですが、ふと向こう側を見ると、イスラボニータ出資者グループの姿が見えた(笑)。巨人さんがいるので、いると大抵見つけてしまうのだ…(笑)。いつもの皆さんがお揃いだ。途中、あちらも私に気づいたかのように思ったのだが気のせいだろうか?


そして15時。静かに天皇賞出走馬がパドックに入ってきた。イスラボニータは最後の方だからなかなか姿が見えない。ようやく現れたイスラボニータ。イスラボニータは歩きながらもキョロキョロといつも通りのカメラ目線サービス。

前の伸びは上々、毎日王冠の時にテレビ越しには胴が短くなったかのように見えたが、今回はトモも大きく見えた。完歩の大きさも悪くない。

首の使い方はやや物足りない。普通の馬なら十分にいいのだが、東スポ杯あたりのホッといてもジワッとオーラが漂ってくるようなイスラボニータではまだなかった。全体的にみれば85点くらいか。かなり辛口評価かもだが、私はまだまだイスラボニータは上があると思っています。いい状態なのは伝わってきており、これならやれそうと感じた。




ダメそうだな…と思ったのはアドマイヤデウス。なにか漠然と周回してるだけ。

あと注目のエイシンヒカリ。聞いていたよりは全然大人しい。時間が経つにつれ時たまクビを振ったりするが、許容範囲に思えた。これは落ち着いているのか、単に元気がないだけなのか?いずれにせよイスラボニータが敵わない相手とはパドックでは全然思えない。

良さそうに見えたのはディサイファ、ステファノスあたりか。躍動感があった。


蛯名騎手を乗せて、最後の周回。頑張れ!と心で叫んでスタンドへ。

人がごちゃごちゃしててイスラボニータの返し馬が見れず…。ビジョンの人気上位馬の返し馬―というのをやっているが、なんとイスラボニータは映されない。ぐぬぬ、6番人気は上位人気だろ。


ゴールライン付近、スタンド最上部の階段にしゃがんでポジション確保。本当は通路、階段にいてはいけないのだが、許してくれ…。

いよいよレース。

枠入りは順調。

スタート!

五分に出たイスラボニータ、ただ押さない蛯名騎手。ポジションはだんだんと後ろに。無理して好位を取りにいくよりも脚を溜めるようだ。

クラレントがハナを奪う意外な展開。いいぞ、エイシンヒカリ&武豊にまんまとやられるよりはイイ流れ。

2角、内の馬がゴチャついて馬群が将棋倒しっぽくなったのが見えた。イスラボニータはやり過ごしたようでホッ。

しばらく続くバックストレッチ。イスラボニータは特に掛かる事もなく折り合って追走。しかしいつもよりかなり後方、ここから大丈夫なのだろうか。


3角手前、1000m通過はなんと60.6という超スローペース。昨年とほぼ変わらないじゃないか…。

昨年よりも今年は馬場もいいし、何よりもイスラボニータは昨年と違って後方にいる…。万事休すか…?


4角、ステファノスよりも内側にいるのが見えた。うまく馬群の中に入ったようだ、いいぞ蛯名!

直線!

ワンテンポだけ前に壁を置き、前の馬が少し内にヨレたのでほぼ自然な形で進路を確保したイスラボニータ。

蛯名騎手が追い出す!伸びるのか?

伸びるのか…?

ラブリーデイが抜け出す、外からはイスラボニータとステファノスが叩き合って伸びてくる!

外から来ているのはこの2頭。内から伸びてる馬はいない!あとはラブリーだけだ!

さすがにここで声が出た!

「差せッ!差せッ!差せッ!…」

何度叫んだか分からない、イスラボニータはよく伸びてきたが、さらに外からステファノスに抜かれてしまう…。

なんとか3着を確保したか…といったところがゴール。


負けた…。今年も負けた…。

でも、8枠から、超スローで後方からよく伸びた…。

でも負けは負け。毎日王冠と同じで2着ならまだ良かったのだが、3着だと敗北感がかなりある。

まして相手はステファノスにまた後ろから差されてしまった…。


リプレイが流れる。レース中にはよくわかってなかった流れがよく分かる。

3着は確保したかに見えていたのだが、思いのほかショウナンパンドラと際どい…。ただ、クビの上げ下げのタイミングはイスラボニータに有利に見えた。

5〜6分は掛かっただろうか、写真判定の結果はやはりイスラボニータが3着。

どうにか複勝馬券は当たり。バス代くらいにはなるだろうか。


うがや君のところに戻って、「負けた〜」と報告。

「いや〜でもやっぱり来たじゃないですか。8枠ですよ8枠」

と慰めてくれる。

確かに8枠からよく来たが、同じようなところのステファノスやショウナンパンドラも来ていた。

今回は内しか伸びない馬場ではなかった事が、外枠で直線外に賭けた馬達には機能したようだ。


浜中騎手が派手なパフォーマンスで客を煽っているのを黙って眺める。

パトロールが公開される。あの2角でのごちゃごちゃだ。


よく見てると、ダコールもそうだが、外の馬がみんな振られてるじゃないか。イスラボニータなんかはまさにコーナーを曲がる時に振られていてひときわ目立って一頭だけ外ポツン。

これ致命的なロスじゃないか…。ちくしょう…。


ラブリーデイはやや掛かり気味もなんとかなだめて、直線に入り少ししてから抜け出して抑え込んだ。

率直な感想として、着差がさほどないし、枠が逆ならあの競馬をしていたのはイスラボニータであり、勝っていたのはイスラボニータじゃないのか?

思わずそうツイート。


実際には先行すればその分先に脚を使うわけだし、イスラボニータは抜けだしたらフワッとする癖もあるだけに、ラブリーデイのように完封出来たかどうかなんて分からないのだが…。

でも、出資者としてはそう思ってしまうのだ。


ボーッとして最終レースを眺め、★うがや君と競馬場で別れて、帰路に。

おっと、そういえばツイッターでお知り合いになった★らんさんのイスラボニータ缶バッチを買いに、競馬場近くのカフェあおばさんに行くんだった。

★らんさんはすでにカフェあおばにいるようだ。

スーツのビシッとした姿で行きたかったが、また後で着替えるよりは競馬場で着替えてしまった方が楽だ…。

というわけで、ヨレヨレのバス専用服に着替えてカフェあおばへ。腹も減ったし何か食うか。


むむ…。比較的狭いお店にお客さんがぎっしり…。テレビの近くの席にいます!…と★らんさんからDMが入っていたのだが、テレビ側には3つ席があり、いずれも女性が複数で食事をされている。

昨年のJCの時にもお会いしたのだが、あれ、どの人だっけ…?

軽くパニックになっていると、お店の人が声を掛けられる…。タラー…。一応を人と待ち合わせなんだけど…。

「どなたと待ち合わせですか?」

え?これ★らんさんって言っていいのか?彼女の正式ネームというか、芸名というかペンネームも知らねえ…。

「ええ…と」

と完璧な挙動不審者になってしまった私に、ようやくすくっと立ち上がる女性が…。

「ランキンさん」

ああ、この方だったか…。てっきりおひとりでいると思っていたのだが、向かいにお友達らしき人と完全にお食事中…。

空いてる席は離れたところ…。う〜む、いろいろとお話ししたい事はあるのだが、どうにもこの場、このタイミングでは難しそうだ…。

お店の人にイスラボニータ缶バッチを売ってもらい、そそくさと退散…。アホな私…。

不審者の私に何やらイスラボニータイラストが見えたものをお土産?に下さった★らんさん、ありがとうございます。




後からお土産をみたら、すごい。イスラボニータがプリントされたマイクロファイバーの布。メガネふきとかにも使えるみたい。フチまでしっかりですごいイイ。これ売ったらすごい売れると思うんですが。貴重なものをありがとうございました。★らんさんの競走馬イラストは流星とか足の色とかスゴいしっかりと観察されているのがいいですよね。イスラボニータも、変則Y字型流星が忠実に再現。さらに鼻はピンクなのもちゃんと再現。素晴らしい!


その後、府中駅前にあったなんちゃらの湯というスーパー銭湯で体を洗い、空いてる九州ラーメン屋でラーメンを食べて京王線に。

途中、ジュビロ磐田のユニを来た人が隣に座ったので、しばしサッカー談義。ジェイくださいとお願いしときました。


そういうして新宿へ。この前会員になったすぐの交差点脇にあるMOOPA?ってところで2時間半暇つぶし。

バスの時間になったので代々木駅前まで徒歩で移動して、いざ徳島へ…と思ったら、大チョンボ。

なんと私の持ってるバスのWEB乗車券は10月1日のもの…。

「あの〜お客さん、日付が10月1日なんですが…」とバスの運転手さん…。

ホントだ…。何かミスったんだ…。

「空いてる席はありませんか?」

「あいにく満席です…」

ど、どうしよう…。

「とりあえず、チケットセンターで相談されてみては…」

という事でチケットセンターへ。

いろいろ相談して、まず23時50分発の大阪行きで大阪へ。それから改めて徳島行きのバスに乗って徳島に帰る事に。

あと、本来はいけないのですが、私が憐れだったのか、チケットセンターのお兄さんが10月1日分を20%の手数料(直前にキャンセルしたのと同様)で払い戻ししてくださいました。

本来なら私のミスだし、すでに一ヶ月も前のチケットなのでこんな事は駄目なのですが、本当にありがとうございました。


それからまた2時間、今度はウインズ新宿(あそこにあったのね)の沿いにあったマクドナルドで暇をつぶし、大阪にいき、それから徳島に帰りました…。

プレミアムシートじゃないので、ほんと疲れた…。


そんなこんなのイスラボニータ、二度目の天皇賞・秋遠征でした。お世話になった★うがや君、★らんさんありがとうございました。


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