★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記
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2010年10月29日(金) |
日本シリーズの地上波を全国放送しない試合がある件 |
ほ〜れみろ…と言いたくなる。
放送しないマスコミを責めるのは間違い。
これはプロ野球の自滅だ。
中日ファンの私でさえ、ふと
「あ〜、まだ日本シリーズが残ってたのか。やれやれ」
って感じですもん。
ペナントが終わったのが事実上9月末。
そこから2週間以上「待機」して、そこそこの好ゲームを制してクライマックスも制覇。
しかし、クライマックスはパがやって、そしてセがやって…と、これまた統一感のないこと。
さらに1週間も空いて、やっとこさ日本シリーズ。
でも相手はペナント3位のロッテ。
ソフトバンクと西武がペナントを勝つために死闘を繰り広げ、疲弊しきった状態で戦い、エース成瀬の圧倒的な投球で勝ちあがってきた。
ロッテに罪はない。
…が、なんだかな〜感はぬぐえない。
今週に入って急に冷え込んできた事や、週末には台風も来襲。
もう世間様は野球どころではない。
地上波の全国放送がないのは「至極もっともな判断」だと私は思う。
例えばサッカーのW杯は1ヶ月で予選リーグから決勝戦までを一気にやって終わる。
甲子園も2〜3週間で一気にやる。
WBCも確か2〜3週間だったと思う。
スポーツのイベントというのは、このように、ある程度「勢い」がないと燃えないのではないだろうか。
今のプロ野球は日本シリーズまでがとにかく「長い」。
その長さも「ダラダラと間延び」した長さ。
ペナントですでにダラダラと144試合もやり、そこからダラダラ2位と3位が戦い、さらにそこと1位チームがダラダラ戦い、そしてやっとこさっとこ日本シリーズだ。
そして、その節目節目に3日から1週間の空白がある。
それでは観る方もしらけるというものだ。
ドラクエで例えるなら「7」。
サブイベントやかけら集めが多すぎて、いったいどんなストーリーだったか忘れてしまう。7のラストボス覚えてますか?名前だけじゃなく、なんかの悪い事をしてるから勇者に狙われるわけですが、それが何なのかももはや覚えていない。
また、7は大事にいなずま斬りなんかまで覚えさせて育てたキーファがいきなりなんの前触れもなく居なくなるあたり、まるで今期のソフトバンクのようだ。
話がめちゃくちゃな方向にいったが、物事にはほどほどの長さと、それなりのシナリオいうものがあるのではなかろうか。
プロ野球は130試合、そしてすぐに日本シリーズでいいのだ。
ペナントを制したチーム同士で日本一を争えばいいじゃないか。
ペナントをダラダラ、そしてプレーオフをだらだら…。
人間、そんなに集中力も興味も持たないよ。
中日が勝ったから言ってるわけじゃない。負けた年も私は言ってる。
もう何年もクライマックスシリーズに反対しているが、目に見えるほころびが出始めたと言えよう。
今はまだテレビ中継がない…くらいにとどまっているが、これからだんだん観客が減り、スター選手の流出が加速し、上位チームと下位チームが20ゲームくらい離される両極化が進みペナントの形骸化が進み、日本プロ野球は空洞化、最終的には衰退の道を辿るのではないだろうか。
ネットの発達による娯楽の多様化や、不況、様々な要因があるため、すべてがすべてクライマックスが悪いわけでもないだろうが、クライマックス反対の立場を取る自分にはどうしても鼻についてしまうのだ。
プロ野球は自分で自分のクビを締めていると思う。
さて、スカパーのプロ野球チャンネルでのんびりと、まったく注目されない日本シリーズを楽しむとしよう。
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