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2008年08月14日(木) ランキンの北海道ジハード 札幌芝1500m編 その2 小樽特別 枠順確定前出走各馬寸評

聖戦札幌芝1500mが今週からスタート。

初日の土曜日は2歳の新馬と未勝利のみ。新馬はやっても遊ぶだけ。

未勝利戦も2歳のこの時期ではまだいくらでも馬も変わってくるので予想は難しいです。今年は3連単があるので、内枠の先行しそうな馬から遊びで1000円くらい買うだけにしときます。

勝負はやはり日曜日の古馬混合定量戦札幌芝1500mの小樽特別。

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日曜札10 小樽特別

枠順確定前
出走各馬寸評


とりあえず出走馬が確定したので、各馬のレースVTRをザックリと見てみました。何度も見た馬もいれば、1回だけの馬もいますが、大体の能力把握は間違ってないと思います。

あとはやはり土曜日に出る枠順が大きな要素ですね。

そして騎手と出来で味付けをしたいと思います。


言い続けているオリオンザドンペリも当然有力ですが、外枠に回ればコロッと負けちゃいそうで、なかなか実力伯仲の面子です。

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○有力
◆普通
×消し


○アサヒバロン
大外枠。スタートではやや出負け。行き脚はついてスッと先団に。その後は終始外々を回しながら追走。

いい手ごたえで直線向いて抜け出しかけたところ外から一気に勝ち馬に交わされて2着。いい内容だが、過去のレースを見るといつもこういうレースで、キレがない。

札幌芝1500mには向いていそうで内枠の恩恵を受けられば好勝負してもいい。


○オリオンザドンペリ
(唯一の1000万からの降級馬で札幌芝1500m実績もあり)
前走は入れ込みキツイ。スタートのタイミング合わず後方から。馬群で折り合って直線へ。上手く馬群がバラけてロスなく追い上げ。よく伸びたが位置取りが悪く3着どまり。

いつもはスタートを決める馬。ちゃんと出るかどうかはやってみなけれりゃ分からないが、スタート五分なら好勝負必至。今回は当初から藤田騎手を確保してたようで勝ちにきている。レース当日のパドックで落ち着いていれば滞在効果が見られた…とみて良さそう。上位人気でしょうが好勝負してきそう。


×グリフィス
2歳新馬を勝ち、札幌芝1500mのクローバー賞で2着、コスモス賞で3着、ヤマニンニングリーが勝ち、トールポピーが2着の黄菊賞で3着と素晴らしい実績をもっているが、近走はサッパリ。

いまいちなスタートから雪崩れ込むだけのレースが続いており札幌芝1500mでの好走がある馬といえどもこれでは買えない。来たらしょうがない。


×サムタイムレーター
常識的に考えて、笠松で勝てない馬が札幌芝1500mの特殊コースとはいえ中央の芝では厳しい。

笠松転厩前の小倉芝1200mで上がり1位を計時しているがインの経済コースをなだれこんだだけだし、上がり1位が4頭もいたレースでアテにならない。来たらしょうがない。

前走 飛騨牛C
(6枠6番 先行なだれ込み)
http://nar.chihoukeiba.jp/Kasamatsu

2007/7/21 09レースを選択


×ショウナンタイトル
前走は逃げ馬がそのまま圧勝したレースを内枠からまったくロスなく追走してなだれ込んで5着。あまり評価はできない。前にいける脚はあるので内枠なら少しだけ注意。外枠ならいらない。


◆ダノンギムレット
新馬は大出遅れ、未勝利も出負け。いずれも上がり1位の脚で素晴らしい追い込みを見せているが、これにしてもエンジンが掛かるのが遅い。

北海道公営で連続圧勝しているが、いずれもレベルが低かっただけだと思う。

どんな馬場が分からないので時計の比較が難しいが、中央の未勝利戦なら勝ち負け出来るかどうか…という感じ。芝の方が良さそうには見える。

一番の懸念はやはりスタートで、北海道での二走ともディープインパクトのスタートのようにあおっており、出たレース4レース全てで立ち遅れていることになり、スタートの不安はまったく解消されていない。

鞍上に横山典騎手を据えての臨戦で手を出したくなるが、レースが終わってから追い込んできそう。


前走 きたあかり特別のレース映像
(3枠3番大きく立ち遅れも押し上げて馬群に)
http://www.chihoukeiba.jp/hokkaido/meta/vod/08/2008/05/14/082008051409.asx

前々走 発寒特別のレース映像
(6枠7番立ち遅れも強引に進出してハナ)
http://www.chihoukeiba.jp/hokkaido/meta/vod/08/2008/04/30/082008043006.asx


◆デルマアン
二走前の中山芝2000mで2番手追走するスピードを見せた。続く前走では好スタートから先行するもなだれ込みのレース。

三走前には最後方からですが上がり3位を計時するなど、ほんの一瞬の脚はあるようだ。

ここ二走はスタートは決めているし、一連の大敗は距離が長かった印象もある。前走芝1600mでは0.9秒差に踏みとどまったように、距離短縮、スタート決めてわずかに可能性がないこともないが…。


○トシザユカ
スタートが非常に上手い。二走前は差し馬が上位を占める中で逃げ粘って3着。前走もスタート決めてハナ。よく粘って3着。

ダートから芝に転向して3走は走っているが、芝レースでは全てハナをきってるように抜群のスタートセンスを持っているのはいい。長谷川騎手確保で怖い一頭。


○トラックワンダー
新馬戦中山芝1600mでは01番枠からモコッとしたスタートもタイミングがバッチリですぐにハナ。そのままマイペースで逃げて2着に粘る。

2戦目は同じ中山芝1600mの大外16番枠。スタート決め、外枠の不利もなんの行き脚をつけて一気にハナへ。今度は1000m58.9というペースで逃げて直線でもしっかり。なかなか強く500万でも即通用しそう。


×プリマシア
スタートがあまり上手くない。上がり上位をたまに計時するなどしているが、レースに参加してない中でのもので価値がない。

休み明けで走った実績もなく、来たらしょうがない…で。


×マイネベクルックス
スタートは上手い。勝ったレースも含めて雪崩れ込み戦法。大きくは負けないが武器がない。500万では苦戦必至。


○マイネルカーロ
スタートはかなり上手い部類でどのレースでもポーンと出る。前走はダイワチャームに併せて勝ちにいった分、最後止まってしまったが内容は悪くない。

二走前はスッと先行して脚をため、直線でスパート。わずかに届かなかったが好内容。三走前も似たような内容も相手が強く4着。

札幌芝1500mへの適性は高そうで、内枠を引いてスッと先行して脚をためることが出来れば、どうにかしてもおかしくはない。注意。


○メジロフォーナ
ダートではそこそこガンバるも勝ちきれない競馬。芝に替えて大正解で、素晴らしい決め手を披露し続けている。

芝初戦、二戦目はスタートを決めて好位からの競馬。芝三、四戦はちょっと立ち遅れているが、これはもしかしたら三浦騎手と千葉騎手の差かもしれません(苦笑)。

前走も逃げ馬が残る流れを後方から猛然と追い込んで2位入線(4着降着)と500万でも上位の実力を示している。

未勝利脱出をした三浦騎手なら再度好位からの競馬を試みる可能性もあり、追い込み馬と決め付けるのは早計。注意必要。



◆ライセンシー
まだ二走しかしておらず評価が難しい。未勝利勝ちのレースは新潟芝1400mを大外からスッと番手につけて、楽に逃げたスマートギャングをゴール寸前で捉えた。

その負かしたスマートギャングがその後福島2歳Sを制しているだけにそれなりの評価はしたい。

が、なにしろ今回はそれ以来の56週の休み明けで判断のしようがない。まず人気にはならないので、内枠に入ったら保険代わりに100円だけ買うのもいいかも。


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