★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記

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2007年10月06日(土) 土曜日のアイブラブな注目馬

JRAレーシングビュアーでは、夏場は2歳馬の調教をUPするという素晴らしい企画をやってくれましたが、それが終了して今週からは「重賞出走馬全頭の調教」をアップするようになっていました。これまた素晴らしいですね。

これで、水、木のグリーンチャンネルの「今日の調教」を見忘れても助かります。

ただ、レーシングビュアーの映像はどうしてもデジタルっぽさがあるので、私は苦手なんですよね。デジタルっぽいというか、私のパソコンがヘボイだけかもしれませんが…。

それにこういうのは何度も見て…というよりは、最初見たときの第一印象が大事だと思ってるので、基本的にはグリーンチャンネルの放送を見ることに変わりありません。

何度も見てると、目がそれになれてしまうので、すごい馬でも普通に見えちゃったりするんですよ。


例えるなら、ディープインパクトの若駒S。

あの週は差しが効きにくい馬場だったんですよ。

んで、ディープインパクトが遥か後方を走ってるのを見て、

「あ、こりゃ圧倒的1番人気が吹っ飛んだな」

と思ったんです。ディープインパクトは新馬戦ではわりと正攻法の競馬で、前に位置してましたからネ。下げるにしても、ありゃ下げすぎですよ。


…が、あの競馬。

ディープインパクトが追い込んできたときの姿勢の低さ、脚を目イッパイ広げた迫力のあるフォーム、それでいて柔らかみもあり、なのにとんでもない回転の速さ。しかし、馬なりに近い程度の追い方…。

正味200mの競馬で約10馬身差をひっくり返して、さらに5馬身差ですよアナタ。


あのあとのグリーンチャンネルはちょっとした騒ぎになっていて、レースを振り返ってる間も

「いやいや…。まだ場内のザワメキが止まりません」

「ホントにすごいレースでしたよね…」


といった感じでした。年明け間もない土曜日の開催でしたから、それほど場内は混んでなかったと思うんですが、あのザワついた感じもマイクが拾っていてよく覚えています。


ところが。

今では何度も見てしまってるので、あの若駒Sの映像を見ても、最初に見た時の震えがくるほどの感覚はありません。

どうしても目が慣れてしまうので(笑)。


…と思って、今、久々に若駒Sを見たら鳥肌立ってもうた…(苦笑)。やっぱスゴイものはスゴイ(苦笑)。


ま、歴史に残る馬の、歴史的な一戦ですから、これは別格として、やはり普通の馬の場合は何度も見てるうちに目が慣れてしまいます。

何が言いたいか…というと、こういうのはやはり「第一印象」…というのが大事で、その時の感覚を忘れないようにしたい…ということです。

他の馬の調教を見たうえで、さらにキラリと光るものが見れる…という意味で、ちょっとツライところはあるんですが、頑張って集中して30分なり、1時間の「今日の調教」を見ることはなかなか勉強になります。

もちろん、第一印象で気になった馬を、その後何度も何度も繰り返し見る…ということもイイことだと思います。

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土曜東京06 500万下

★13ダイワブレード そこそこには

前走は5頭も注目馬が同じレースに出て見解を省略したレースに出走。ハネダテンシがやたら強い勝ち方をしたレースの5着。

普通に乗られて展開も向いて5着。休み明けだったことを考慮すればもう少し上積みはあるかもしれませんが、前走にしても最後はもっと伸びてもいいところを、脚が止まって3着から5着に後退してしまった。

とりあえず★土谷騎手が乗ってる時点であまり買いたいと思わない。

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土曜東京11 オクトーバーS

★01ドクターグリム 相手なりに

やっと前走勝って、22週の休み明け。

相手なりに走るタイプなのでいずれココに入っても馬券に絡むこともあろう。

ただ、今回はちょっと厳しいカモ。


★13カゼノコウテイ 調教抜群

調教千本ノックに記したように、素晴らしい動きに思わず見入ってしまった。

今年の1月までは園田で走っていて、頭角を表したのが夏場に入ってから。

夏場の私はとにかく札幌1500の事しか考えていなかったので、この馬のことを知らなくても仕方なかったか。

テイエムオペラオー×シンウインド…という実に渋い血統。

…というか、快速のスピードで鳴らしたシンウインドに重厚なテイエムオペラオーをつけよう…というのは、ダビスタレベルでもなかなか思いつかないと思うのですが、生産者はよく実行したと思う(笑)。

シンウインドはタマモクロス、オグリキャップ、スーパークリーク、バンブーメモリー、ラッキーゲラン、パッシングショット、ヤエノムテキあたりと同じくらいの世代。賀来千香子と柳葉敏郎が演じたCMがとても好感的で、競馬人気が大きく上昇した1990年あたりの活躍馬。

現在はもう23歳というから隔年の感がある。

そんな母馬の19歳時の産駒がカゼノコウテイ。

今週の調教はビデオに撮っていないので見返せないんですが、とにかくすごい回転とキレ味を感じました。通常は回転が速い…とか、キレがある…など、どちらか一つが良い場合が多いのですが、両方とも感じたのは珍しいと思います。

実際のレースでも二走前の新潟では上がり32.4という極限に近い脚で逃げ馬が勝ったレースを2着。前走はヒュッとキレて直線軽くゴボウ抜き…と強さを感じました。

今回に関しては、2400mは初距離ですし、開幕週で差しが効きづらい馬場やハンデ戦…という事を考えると危ない人気馬の可能性もありますが、いずれは1600万は突破してくる素材でしょう。

出来れば一気に1600万クラスの通過を。

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土曜京都11 大原S

★01フィールドベアー 勝ち負け

前走はサイレントプライド、シェルズレイ、アグネスアークといったあたりが揃った、ほぼオープン級な豪華な1600万下のレースとなった漁火(いさりび)Sを2着。シェルズレイがその次走を圧勝し、アグネスアークが札幌記念で2着したことからもレベルの高さが分かる。

今回は開幕週の01番枠。鞍上が鞍上だけに失敗する可能性もありますが、普通にロスなく乗れば勝ち負けでしょう。


★03クランエンブレム 面白い

ウォーエンブレム産駒としてPOG戦線でも人気になった馬。

ダートで強い勝ち方をして期待されたが、その後芝で連勝するなどなかなか奥の深いところを見せています。

調教では独特のフォームで存在感を示していました。あの走り方を見るとパワーがありそうで、ここ二走のような力の要る馬場は合いそうな気もするんですが、実際に結果が出ていないところを見るとそうではないのでしょう。

前走に関しては馬場うんぬんよりも、初距離の中山外回り2200mを外々を回して上がって4角で先頭…というロスの多い競馬が応えた…と見た方がいいような気がします。

今回は距離が短くなってコーナーを2つ回るだけの京都芝1800m。ポンと好スタートを切れば上手く流れに乗れそうです。

開幕週の馬場がどうかは微妙ですが、そんなにみっともない競馬はしないと思います。


★08ロックスピリッツ 京都大好き

去年秋の充実ぶりなら1600万下はすぐに卒業するかと思われましたが、意外な足踏みが続いてしまいました。

しかし、走れる状態にさえあればすぐに勝てるだけの能力の持ち主。開幕週の前残りでもさらにすごい末脚でまとめて面倒を見るような場面があっても驚きません。

小倉戦では+14kgとおデブちゃんになってましたので、最低でも470〜474kgくらいまでは絞っていて欲しいですね。ノーマークは危険です。

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何気なく秋華賞の出走メンバーを見てたら、何とヒシアスペンの名前が(笑)。

しかも賞金的にも7番目で出走は当確じゃないですか(笑)。

ちょっと前までは未勝利脱出出来るか、名古屋競馬なら勝てるから名古屋に来い…と心配していた馬がJRAのG1(JPN1?)出走ですよアナタ…。

オラ嬉しいだ。


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