徒然なるままに・・・
翡翠



 入梅

5月の半ば頃から蒸し暑くて。
寝るときでも 離れて眠るようになった。
ただ昨日は 思いのほか肌寒くて 眠るときには二人離れていたけど
夜中に何度めかの寝返りを打ったとき
珍しく 彼に引き寄せられた。
腕枕だけではなく 彼の胸に頭を乗せるような格好になった。
自分の頭をそのまま乗せると 重すぎるような気がして
自然と力が入る。
やはり そのまま眠りにつくことはできず
私は寝返りを打った振りをして 彼に背を向けた。
背中から抱いてくれるかなと思いながら またうとうとする。

こんなことで うれしくなってしまう自分がいる。

2004年06月01日(火)
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