ライヴの出来自体はなかなか微妙でした。んがーいろいろな要因があるなあとも思うわけです。音量がちいさく、音圧も低かった。これはバンドの、あるいはPAスタッフの意向でもあるのかもしれない。新譜『The Getaway』に、音圧が必要とされる曲はあまりない。ジャムによって音の位置取りを探りあうプロセスが日常の彼ら、間合いが魅力の曲も多い。もともと音の物量で空間を埋め尽くすタイプのバンドではない。ナヴァロ在籍時はその傾向があった。それはそれで好きなんですよ〜てか自分ナヴァロ期すっっっごい好きなんですよ〜。マッチョやジョークでかためた鎧を脱ぐきっかけを与えたのはアンソニーの個人的な作品だった「Under The Bridge」をバンドの曲として採用したリック・ルービン、その後シリアスな面を前面に出すようになったのはナヴァロの存在が大きいと思う。あの時期バンドもたいへんだったしね……。
ジャム〜新譜の曲からスタート、この愛想のなさとは裏腹に、演奏の安定感は鉄壁。セットリストは今回のツアーからするとレアだったようだ。一曲目が「Goodbye Angels」というのも珍しいというか初めてじゃないか? なんとなく歌詞に「カミカゼ」と入ってるからかなあなんて思う。アンソニーそういうとここだわりそうじゃないの……ちなみにフジの前、韓国のフェスに出ているんですがそこでは「Soul to Squeeze」やってるんですよ(余談ですがウチの日記のタイトルはこれの歌詞から拝借してます)。Shuichiさんにソウルとかけてんですかね〜と言われて笑ったが、あながち間違いでもないような気がする。ちなみにアンコールの「Dreams of a Samurai」はフジがライヴデビュー、これもタイトルからして初演を日本にとっといてくれたんじゃないかなといいように考える。が、その「〜Samurai」でマイクトラブル。そこから悪循環、アンソニーがキレてマイクを捨て(でも最後迄唄いきったところは真面目ねと思った)チャドの機材迄壊す(笑)。苦笑、どよめき、ど、どうなる。このひとほんとこわいわ〜。そこが好きだわ〜。その後マイクを交換しての第一声、「check!」。ギャー格好いい! 怖いけど素敵! ちゃんと最後迄やってくれてよかったですよ……。
01. Intro Jam 02. Goodbye Angels 03. Dani California 04. Scar Tissue 05. Dark Necessities 06. Parallel Universe 07. Otherside 08. Look Around 09. The Getaway 10. Californication 11. Go Robot 12. Under the Bridge 13. Detroit 14. By the Way Encore 15. Dreams of a Samurai(Live debut) 16. Give It Away
・お昼ごはんはルヴァンのカットチーズ(これ大好きー)、おやつに今年もいた! Ben & Jerry'sのチョコファッジブラウニーアイス(お店のひとも感じよくて好きー)、夜ごはんはOASISのつけパンのお店(ベーコンクリームシチュー+ふわふわ白パン)。ここ初めて食べた、おいしかった〜 ・OASISのおにぎりやさん、クロワッサンソフトのお店は今年もおらず。出店やめちゃったのね(泣)。アヴァロン、FOHの辺りはほぼ変わらず。暑いと食欲がなくなるので飲んでばかり、一日参加だと食事の回数も少ないので行けなかったお店も多いな。朝霧シチュー食べ損ねたの何年振りだろう(泣)