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2004年10月12日(火)
最近もの小ネタ+『溺れた世界』補足

■『TWENTYSOMETHING』JAMIE CULLUM

レディオヘッドの「HIGH & DRY」をカヴァーしている、今年のフジロックフェスかっさらい大賞、ちびっこ、かわゆい、本国ではアイドルなみの人気、ベン・フォールズなみにピアノへ暴力を振るう(笑)と数々の噂が伝わって来て気になってて、試聴してみたらこりゃーいい。来日記念盤を購入。ビデオクリップ収録のDVDとの2枚組。

声とルックスのギャップにまずびっくり。ハスキーな声です。オリジナル曲もいい、スタンダードとポピュラーのカヴァーが違和感なく並んでいる。そのアレンジっぷりも面白い。「I COULD HAVE DANCED ALL NIGHT」はリズム隊ともども格好いい!

「HIGH & DRY」はトムの声以外では考えられなくなっている程の曲だけど、知らないひとが聴いたらジェイミーのオリジナル?と思うのでは…と言う程にアレンジも唄も馴染んでる。訳詞がレディオのそれとはまた違って面白いです。結構この歌詞の解釈って難しいよね。いやしかしこれはかなりいいですよ…試聴した時泣きそーになっちゃって、ここでこれ以上聴いたらまずい!とレジに急いだもんね。

ライヴの基本はトリオのようですが、アルバムでは弦ものも取り入れてます。ジャズヴォーカルに分類されてましたが、ピアノも結構面白い展開で弾いてる感じがする。

うーライヴ観たかったよ!ワンマンで来日してください!

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■『SCAR TISSUE』ANTHONY KIEDIS, LARRY SLOMAN

アンソニーの自伝。今のところ邦訳版が出る予定はないとのこと。今のバンドの状況からしても、いずれ出そうな気もするけど(シ●コーミュージック辺りから(笑))装丁も変わるだろうし、がんばって原書も読もうかなー

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■『BLINKING WITH FISTS』BILLY CORGAN

ビリ公も詩集を出したよ!表紙がかわいい、でもきっと「i'm ugly」てな内容なんだよ~。ガラスの心の身長192cm。曲も出してね…ちゃんとリリースして、サントラも音源出してください(涙)

ソロアルバムの準備も進めてるそうなんだけど、ひとりでやるとどうなるかね。アコースティックメインになるのかなあ、そしたらこのひとのメタルっこ魂はどうなるのかなー。

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■身長と言えば

トム・ジェンキンソンくんの身長195cmてマジですか。kaollyさんが書いてたやつを読んで久々に思い出し。た、確かにそれくらいあるかも…そんな身長ベース弾くのにいらんやろ…

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■『溺れた世界』補足

うーん尾を引くなあ。いろいろ考えてしまう。やっぱりターラが気になる。ターラって、ずっと自分の意志では動いてなかった感じがしたんだよね…ジュリアンを刺したのも、髪を切ったり歯を抜いたりしたのもジュリアンに促されてのことだったし。で、自分の意志で動いたのって、最後に外に出て行った時で、これってジュリアンのところに行きたかったからかなと…となると死にに行ったとも思えるけど。でもそれは叶わなかった訳で。唯一自分から行動を起こしたのに。

他の3人は自分から動いた結果がああだった。ひとは平等ではないけれど、死だけは誰にでも等しくやってくる。その時期を自分で選ぶか選ばないか。ターラは選ぼうとしたのだろうか?あーリピートしたいよー。