
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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2001年10月28日(日) ■ |
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山の手事情社『jam 2001』 |
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本公演よりも人気があって役者が悩んでいる(笑)山の手の本領発揮、カタログ・シリーズvol.6。
メニューは、四畳半システムの実践と説明、歩行と滑舌の基礎稽古、家族椅子取りゲーム、メイクマシン、親切が徒になる空間、弁論大会のフリーエチュード、観客からお題を貰って15分で芝居を1本作るショートストーリーズ、ものまね試合、山の手独自のダンスとも言えるルパム。
フリーエチュードの強靭(狂人?)さの面白さと難しさを追求していた90年代前半の山の手が、今の山の手メソッドを始めた最初のものがルパムではなかったかな。自分の身体を自由自在にコントロール出来る迄鍛えられた役者さんの身体や姿勢は美しい。その鍛えられた肉体を使ってここ迄バカな事(失礼)をやれてしまうとこがまた格好いい。三村さんの「死ぬ気でやれ!」と言って爆笑されてしまう役者陣のド根性と言うか、役者魂と言うか、役者としての意地とプライドがガッツリぶつかりあう瞬間は大笑いしながらも感動しちゃうよ!
特に家族椅子取りゲームと親切が徒になる空間は、ちょっとでも隙を見せるとあっと言う間にはじきだされてしまう、喰うか喰われるかの緊張感が物凄い。観客は爆笑、演者は必死なあまり目が血走ってる。今日は山本さんがどんどんはじかれて可哀相でした(笑)家族に入り込もうと話し出した途端三村さんに「TV消せー!」って切られちゃったからね(=家族になろうとした山本さんをTVの中のものと設定してしまった)。うーんうーんどう説明すればいいんだ、実際観たらあんなに笑えるのに!わかんないひとは次回のカタログシリーズを観て下さい(笑)。
ものまね試合は、以前ジァン・ジァンでやった『ぴん』でも大ウケだった三村さんの「自己紹介」と水寄さんの「ひとりぐらしじゃん」をまた観る事が出来て嬉しかった!いやーもうこれ名作!
来年1月にまた『ぴん』があるそうなんで、今から楽しみで仕方がない。山の手はホントに面白いよ…どんどん外に広めていってほしいもんです。あ、あと内藤さん、一刻もはやく引っ越して下さい。心配です。次の公演楽しみにしてますよ。またお手紙書きますねー。
それにしても。昨日に引き続き今日も笑い過ぎで顔が痛いのよ…。
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