2006年03月03日(金) |
NHKで放映されなかった荒川選手のウイニングラン |
トリノ冬季オリンピックでは大言壮語していた選手達が軒並み入賞できず、がっかりしていた所へ終盤近くになって荒川静香選手の金メダル獲得という嬉しいニュースが飛び込んできた。
そして帰国後のNHKスタジオでの会見に際しての荒川選手の挙措言動は見るものに爽やかな印象を与えた。
驕るでもなく、饒舌でもなく静かな微笑と思慮深かげな表情の裏に感じ取れる奥床しさは内に秘めた燃える闘志を品よく覆っていた。まさに女王の風格を見る思いであった。日本人が忘れかけていた大和撫子の典型を見た爽やかさがあった。
即興の短歌
・女王とは かくありたきもの 品のある 奥床しさは 女性の鑑
ところでNHKでは放映されなかったが、荒川静香選手が日の丸の旗を体に巻き付けてウイニングランをする放映があったのを知った。この放映は以下の URLで見ることができる。
このような日本人であれば誰でも見たいと思う感動的な場面を放映できなかったNHKに対してはさまざまな批判がなされているようだが、客観的に判断すると花岡信昭氏のNHKの「偏向」批判を解析するという見解には首肯できるところがあると思った。
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