前潟都窪の日記

2006年02月06日(月) ペルーの旅1・・・旅程と高山病の心配

昨年4月にスロベニア、クロアチアの旅をして以来の久し振りの海外旅行である。今回の旅行は高地のクスコ、チチカカ湖等を訪問するので高山病が心配で伸ばし伸ばしにしていたのだが、体力のあるうちにと思い切って計画したのであった。高山病について色々調べてみると余程の覚悟が必要であった。
先ずはRakuda`s Travelさんのウエブサイトから借用すると高山病とは次のようなものである。

以下引用

「高山病」というのは、低地から高地に上がったときに、低気圧、低酸素に体が順応できずに起こる一連の症状の総称です。具体的には、標高1500m以下の場所から2000m以上の高地に48時間以内の短時間で到達した場合、一日に高度差500m以上上昇した時に発症し、頭痛、倦怠感、耳鳴り、腹部膨満感、睡眠障害などを起こすのが、いわゆる「山酔い」です。そしてこれがさらに重症化すると肺に水がたまる「高地肺水腫」や脳がむくむ「脳浮腫」になり、適切な治療を受けると共に、すぐに低地に下りないと大変危険な状態になり、時には死亡するケースもある。それが「高山病」です。 引用終わり

更に家内が以前、旅仲間とチチカカ湖に旅したツアーでは20名中5名も高山病の症状がでてチチカカ湖訪問を断念したという話しも聞いていた。果して自分の体力で耐えられるのだろうかという不安がつきまとう。

今回の旅行では禁酒覚悟で旅程を通そうと悲壮な決意で旅は始まった。

今回の旅程表は以下のようなものである。


今回の旅行社は日通旅行である。この旅行社は現地の土産物屋へ連れていかないので気にいっているし値段もリーズナブルである。しかも日程の組み方に工夫がなされていて、高所に体が順応していくように配慮されている。

しかも目玉であるマチュピチュを二回訪問することになっているのも魅力であった。

畏敬する旅と囲碁の友人と成田で落ち合って、成田6日の17時15分にテイクオフした。約14時間半の飛行の後カナダのトロントへ到着したが、時刻は同日の15時30分である。日付変更線を越えての旅行だから不可思議なことが起こる。
トロント空港で7時間待機して22時30分にはリマへ向けて飛び立つ予定であったが、折からの降雪で飛行機に積もった雪を蒸気で溶かす作業が付加されたために二時間遅れでやっと機上の人となった。いやはや南米への旅は遠い。



写真はトロント空港で撮影した成田で搭乗の飛行機





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