何処からか聞こえてくる 鈴の音が 耳から離れない ふとした瞬間に見せる あの人の笑顔のような 空から落ちてくる ひとひらの雪の欠片のような 優しくて 触れたら消えそうにはかない ずうっと 聞いていられたら いいのに ずうっと 一緒にいられたら いいのに 季節の変化を 感じながら ぼんやりとした頭で 永遠を願う