封筒を開けた瞬間に 広がるあなたの匂い一年に一度の逢瀬 その序章封筒から 立ち上る空気を覚えている自分に 少し驚いて写真に封じられた 思い出は今も其処に 動かないのに二人で過ごした夜は もう遠くて 思い出せない私達は 変わっていく少し息苦しくて 懐かしい匂い