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本多志草
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2001年12月19日(水)
サンシャインボーイズ〜素敵な相棒

情けない男代表のウッディアレンと
刑事コロンボでお馴染みピーターフォーク主演。
(と、言うのは帯から戴きました。)

8年間絶縁状態だったお笑いコンビのルイス&クラーク。
クラークは今でもCMなどの仕事をもらっているが、上手く行かない。
CMをとってきてくれる姪(彼のエージェントとして側にいる)も、
「これではおじさんが自信を無くしてしまう」と心配気味。
そこに“2人で”と言う条件付で仕事が来る。

ま、起承転結で言う起の部分はこんな感じです。


えっと、はっきり言いまして、
クラークは耳が遠いわ口は悪いわでむかむかするし、
ルイスは神経質でマイペースでイライラ。
(後にクラークは耳が遠いんじゃなくてそれを笑いに繋げようとしていたことが判明。
しかし自分にしかわからない笑い“だけ”じゃだめだということに気が付いてほしい・・・。
というかそれを微笑ましいと思えるような歳じゃない。私はまだ。)

しかも一番に大切にすべきキーワード“仕事”が
もう承の終わりくらいには駄目になり、
それに対する“がんばったはずの姪の落胆”も
“駄目になった仕事へのルイスとクラークの感想”も無し。

まぁ、結局姪やルイスの娘の気遣いもあって、
2人で話をして(憎まれ口だけど)終わるんだけどね。

じじい同士の意地の張り合い、
それを日常的に書いた映画でして。
えっと、面白いか面白くないかは、微妙ってことで・・・。

ウッデイアレン自体は結構好きなんだけど。
でも、
彼の監督作品でも出演の作品でも、
面白いものって見たことが無い気がするよ・・・。
(次回は小休憩ってことで、
ハリウッド映画とそうでない映画の私感覚的違いを・・・たぶん・・・。)