表身頃のココロ
ぼちぼちと。今さらながら。

2005年05月21日(土) 「クローサー」「弥次喜多」

クローサー
Closer
[アメリカ/2004年/103分]
監督:マイク・ニコルズ
戯曲・脚本:パトリック・マーバー
出演:ジュード・ロウ、クライブ・オーエン、ナタリー・ポートマン、ジュリア・ロバーツ

エンドクレジットで、この映画が舞台劇の映画化ということを知って納得。
なるほど、男と女の辛辣かつ皮肉でしゃれたセリフの数々・さりげない時間推移のしかたなど、舞台ではさぞや面白いことだろう。
同じセリフを話しても、カリカチュアされた皮肉な人間模様を浮き出させる(であろう)舞台と違って、この映画では背景を丹念に描けば描くほどただ生々しく流されるだけのドラマになってしまっているような気がする。
ただ、役者はジュリア・ロバーツ以外ははまり役で好演。
元々好きではない女優なのでどうしてもマイナスの目でみてしまうのだが、ジュリア・ロバーツはアンサンブルが命のこの劇を壊しているようにしか思えない。
(5/21 at TOHOシネマズ市川)


真夜中の弥次さん喜多さん
二度目。
前回見たとき、席を立ちながら感激のあまり連れに「クドカンって天才〜」などと話していたのだが、さすがにそれは言い過ぎと自覚している。
しかし、職人としての力量は大したものだと思う。
今後も目を離しませぬぞ。
ところで、私は若いときからテレビドラマが苦手だ。ほとんど見ることはない。
しかし先シーズン、クドカンということで見てみた「タイガー&ドラゴン」!
あまりの面白さに一回目からすっかりココロ奪われ。
それにしても毎週楽しみにしてるドラマがあるということは何と楽しいことか。
最終回も終わった現在、テレビは用無し。何となく淋しいなぁ。
(5/22 at シネマライズ渋谷)


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るつ [MAIL]

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