2003年11月20日(木) |
ささやかなるしあわせ |
出かけた帰り、四谷で途中下車して好きなパンを購入。 その帰りの電車は運良く席があり、買ったばかりの細長パンを抱える形で座った。 とても寒かった今日、パンは焼きたて。 ほのかな熱はいつの間にかほかほかと身体を暖めてくれる。 焼きたての香りは、鼻孔を通じて脳の快楽を感じるあらゆる場所に働きかけ、 えもいわれぬ幸福感を与えてくれる。 ぱりっとした皮の歯ごたえとふんわりとしたその内側と甘みの記憶がほわほわと よみがえる。 あぁ・・・こころからのしあわせ・・・・。 と、いつの間にか眠りの国の住人になっておったのだった。
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