Howdy from Australia
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先週の土曜日のこと。週末の浮かれた気分から一気に奈落の底に突き落とされたような絶望的な出来事が起こり、しばしショックで呆然としていたのだけど、会う予定になっていた友達にだけはキャンセルの連絡をしなくてはと電話をかけたら、留守電になっていて、数分後にかけなおしてくれた友達に状況を説明すると、とっても親身になって聞いてくれ、「今から行くよ!」と優しい言葉をかけてくれたのだけど、泣いたせいで鼻は赤いし、気持ちの整理もついていないし、「大丈夫、大丈夫。それよりどたキャンしてごめんね〜」と電話を切った。
午後になったら、ようやく涙も枯れて、無理やり自分を奮い立たせ、友達にも「お心遣いありがとう。まぁ、いい年して泣いてばかりもいられないし、へこんだまま週末が過ぎてしまっても平日が辛いだけだし。今出来ることを頑張ってやります」と、前向きなメールを送った。自分でも立ち直りが早いじゃないかと驚いた。
夕方になり、わざわざトイレに入っている時に、玄関のチャイムの音が。
こんな時間に誰?と思いつつ、慌ててドアを開けると、そこには友達が立っていた。
私がちゃんと食事を取っていなかったらと心配して、夕食を届けに来てくれたのだという。
私はストレスがたまると、不健康にも過食してしまう。食べた後に後悔の念に襲われるのも分かっているのに、止められない。実は彼女が来る前にクラッカーを一袋食べていたのだった。普段だったらチーズでも添えて何日にも分けて食べる量なのに、ものの数分でなくなった。
それから、「お届け物が済んだので、もう帰るから…」という友達を半ば強引に引き止めて、夕食を共にした。そばに誰かがいるのがすごく有難くて、心強かった。この場を借りて、本当にありがとう!
絶望的に思えた問題も時間が経つにつれて、望みのようなものが見えてきた。見方を変えれば、これはじっくりと考えるいい機会なのかもしれないとも思えるようになった。
今日は友人・知人に公言していた通り、職場近くのフィットネスクラブの会員になった。家でエクササイズをした方が毎日続けられるからという理由で、昨年バイクを購入。これまで、三日坊主ということもなく継続して使っていたし、論文の執筆をしていてやや過食気味だった当時に比べると体重にして4キロは減った。しかし、気になる部分が引き締まったかというと、それがいまいち。一人でもくもくとやっていると、どうしても目標設定が低くなってしまう。それで、今回の決断にいたった。苦手だけれど、時には行動的にならないと。パーソナルトレーナーの方が最初の三回指導してくれるらしい。楽しみなような、恥ずかしいような、逃げ出したいような、そんな心境。
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