コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2006年08月23日(水) 待つより、攻めましょう


あなたのお金が 世界を旅します... Zuto Zuto


先週のコラム をお読みいただいた読者の方から、
こんなご意見をいただきました。

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こんにちは、Kといいます。
カンさんは、セカンドライフのことを、
長い長い【稼ぎがない時期】と言っておられますが、
実際は 国の年金 とか、会社の年金 とか、ありますよね。

それらでセカンドライフの収入は
ある程度賄えると思うのですが、いかがでしょうか?

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確かに、Kさんのおっしゃることには一理あります。

しかし、
もしKさんがわたしと同い年(38歳)か、
あるいはわたしよりお若い方でしたら、

国の年金 は、
あまり当てにされない方がよいと思います。


公的年金の仕組みというのは(実は)シンプルで、

現役世代の方から 掛金(保険料)を集めて、
それをそのまま、
リタイアされた世代の方々(年金受給者)に配っています。

上記仕組みは 昭和50年代までは
うまく機能していたのですが、

すでに、

現役世代の人数 ⇒ 減少  掛金 (減る)
リタイアされた世代の人数 ⇒ 増加 年金受給(増える)

という「流れ」になっており、

この先 この傾向はますます顕著になりますから、

現在の「公的年金制度」が早晩立ち行かなくなるのは、
誰の目にも明らかです。

(どこかで、制度の【根本的な変更】が行われるのです・・)


はっきり申し上げると、
国の年金 、会社の年金 から、
いったいどれくらいの【収入】が期待できるのか について、

私たちの側 に「選択権」はありません。

・国の年金制度 は、国の政策として 決定・変更されます。
・会社の年金 は、会社の政策として 決定・変更されます。

(すなわち、私たちは【待ちの姿勢】になってしまう・・)
              ↑ ここ重要!
        
国の年金制度 について、
いろいろと知ることは無駄ではありませんが、

実際に 私たちの「マネープランニング」に
どれくらい役立つかというと、大いに ?? です。

うすうす厳しくなることは 分かっているが、
どれくらい厳しくなるのかは 分からない・・。

ただ、その「厳しさ」が
そんなにひどくならないことを願い、

自分の 年金受給開始年齢(それすら分からないのですが、)
を【待っている状況・・】

って、どうでしょうか?

(わたしは あまり体によくないと思うのですが・・)


それよりも、

自分の力で、
自分のお金の可能性 を引き出してあげる「努力」を
今からされた方がよいと思います。

(いわゆる 資産運用 ですね)


運用を行うことも、
国の年金、会社の年金を待つことも、
【確定していない】という点では まったく同じです。

しかし、
資産運用 には(少なくとも)「選択権」があります。


例えば・・、

ワタシはこんな【投資のやり方】で、
具体的には ○△ や、□○ のような金融商品を購入して、
運用を行っていくんだ、という「選択権」です。

そして(例えば)、

市場の平均値 そのものに投資して、
10年、20年と お金が育っていくのをイメージしよう、

という 考え方の「決定権」も持っています。


つまり 資産運用では、

自分のお金 にこうあって欲しい、
という「シナリオ」が描けるのです。


さあ、

・じ〜っと待っているのか、
・自分で選んで 道を切り開いていくのか、

どちらが あなたの「人生」にふさわしい行為だと思いますか?



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