こんにちは、カン・チュンド です。
G・W期間中、時間があるという方は 「利己的」という言葉を 辞書 で引いてみてください。
おそらく「自分の利益だけを追求しようとするさま」 云々と出てくるはずです。
(つまり、ネガティブなイメージ・・)
しかし、 わたしはこの「利己的」という言葉が嫌いではありません。
自分の 利益 を追求する = 生きることに執着する ことは、 人間として(というより 生物 として) 当然 のことではないでしょうか。
(例えば)弊所は マンションの一室 を借りて事業を営んでいます。
(当然)わたしのお客様は 共用部分 である マンションの エントランス に入られて、 エレベーターに乗り、事務所 に来られます。
(平日はそうでもないのですが) 土曜、日曜になると管理人さんがおられないので、
(エレベーターの周辺に) チラシ や その他のごみ が落ちていることがあります。
(そうです、土、日も仕事をするのです・・笑)
わたしは(ためらうことなく) チラシ や ごみ を拾います。
しかしそれは「マンションの美化のため」 という思いからではなく、
(恥ずかしながら)第一に、 弊所に来られる お客様 に「悪い印象」を持たれたくないから、
という 気持ち があるからなのです。 (まさに 利己的な動機 です・・)
しかし、
わたしのこの【利己的な行動】は(結果としてですが) 「マンションの美化」に貢献しています。
上記のようなことは 「経済活動」においても見受けられます。
年収を上げたい、最新型のマッサージ機が欲しい、 高い利回りを得たい、クルマを買い換えたい、
息子を私立の中学校に入れたい、 あるいは老後の生活費を工面したい、
という個人の【利己的な動機】が 経済という 巨大な 回転装置 を動かす 「原動力」となっているのです。
< そもそも 人間の健全な 欲 がなければ、経済は成り立ちません・・ >
例えば、ビジネスにおいて 「自社の利益を追求する」とはどういうことでしょうか?
販路 を増やす、中間経費 をカットする、 マーケティング に力を入れる?
(それらも大切ですが、)
自社の 利益 を追求するとは (巡り巡って)「消費者」のことを真に考える ということなのです。
「消費者」に満足してもらえる モノ・サービス を提供しなければ(所詮) 利益 はついて来ないのですから・・。
利己的 →「独りよがりの世界」にならないところが、 経済のおもしろいところ ではないでしょうか・・。
共産主義の欠点 は、 人間の 欲 や、利己的 な面を直視せず、
現実の困難さ を克服するために、 わざと「高いところ」に 理想 を 作ってしまった点 にあると思います。
◆ 人には 欲 があり、その 欲 は「進化」するのです・・。
例えば、 あくせく働かず「生きがい」を求めながら生活したい、
毎日を 健康 に過ごしたい、 地球の反対側に住む 一児童の役に立ちたい、
終の棲み家に「こだわり」を持ちたい、 自分が生きてきた足跡を 文章や画像の形で残したい、
有機野菜 を食べたい、 アジアの少数民族のことを知りたい 割り箸は使わず、自分の箸を持ちたい、
クルマは持たず 自転車 に乗りたい (環境問題を考えて・・)
というように、
人間の 欲 は よりメンタルなもの、 ソフトなものへと「変化」してきています。
(そうです、そこに ビジネスチャンス が存在するです・・)
おかげさまで 21回目を迎えます。
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