2006年02月28日(火) |
コロコロ変わるのが【お金の価値】です |
こんにちは、カン・チュンド です。
今となっては(懐かしい?)思い出ですが、
高校生の時に ちょっとした 「逃避行」をしたことがあります。
(まあ、世間では 家出 といいますが・・苦笑)
その時、 持っていたお金が確か 32,000円 でした。
(郵便貯金を全額引き出したので・・)
そのお金をポケットに忍ばせて(電車に乗って、) とにかく 東 へと向かったのです。
外の景色 を眺めながら、
「やっぱり東京へ行こうか・・」 「働き口はどうやって探そうか・・」
などと、
まだまだ「幼い脳みそ」で 考えていたわけです(笑)
今から思うと、 「よく 32,000円 で 家出なんてしたなあー」
と思うのですが、
当時は、 「これで 当分はいろいろなことができる」
と本気で思っていたのです。
(つまり、32,000円 は 大金 だったのですね・・)
すごく大切なことですが、
◆ お金の価値 というのは あくまで「相対的」なもの です。
「あのー、カンさん。
わたしはほんと 大した資産 を持っていないので、 こういったご相談をしていいのかな、 と思ってしまうのです」
と、
個別コンサルティングの中で、 おっしゃる方がいるとしましょう・・。
その方が、 8,000万円の預貯金を持っておられたりします。
あるいは、26歳の会社員Aさんが、 虎の子の50万円 をどう運用すればいいのか ということで、
ご相談に来られたりします。
この場合、
8,000万円 と 50万円 の【価値】は 同じだと わたしは思うのです。
そして、お金というものは
◆ 最終的に その人に 【どう使われるか】によって、
その価値が「具現化」します。
つまり、 育てたお金 を【どう使うのか】で、
その人にとっての「お金の価値」 =「答え」が 明らかになる、
ということ・・。
(すみません、話題は急に変わりますが、)
わたしは 1991年当時、フィリピンに居ました。
(確か アキノ大統領の時だったと思います)
ひとつの国 に長く居ると、 (言葉 とか 通貨 というものが)
自然に 体に染み込んできます。
当時(わたしの曖昧な記憶ですが)
1フィリピンペソ が 4円 くらいでした。 (今は大分 ペソが安くなっていますが・・)
そうすると、
食堂へ行って おかずとご飯を食べ、 20ペソ払うと、
「80円」って 計算してしまうのですね、最初は。
しかし、 ペソという 通貨 が体に馴染んでくると、
ペソ で【モノの値段】を捉えるようになります。
(英語圏で 生活していると、 英語 で物事を考えるようになるのと同じです・・)
「サンミゲルのビールが 20ペソするのは ちょっと高いかな」とか、
「フィリピンの乗り合いバス ジプニーの料金 2ペソ はやっぱり安いな」
とか、
「ここのホテル 1泊 500ペソ もするのか」 と思ってしまうわけです。
その国の 通貨 で、 【お金の価値】を計ろうとするわけですね・・。
本来的に、
お金の価値の【座標軸】は、 複数あってよい。
それが 正解 なのです。
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