2006年02月17日(金) |
世界人口の 1/2 が 青春 を体験できるようになる日 |
こんにちは、カン・チュンド です。
黒澤 明 監督に 「我が青春に悔いなし」という作品があります。
英題は No Regrets for Our Youth
【青春】は普遍的な 出来事 のように思われますが、
なにも太古の昔から、 【青春】があったわけではありません。
【青春】が生まれたのは、 文字通り「豊かさ」の 結果 です。
ここでいう「豊かさ」とは、
例えば シマウマ が群れを成して、 草をたくさん食べながら 楽しそうに暮らしている、
そういう「豊かさ」を指すのではありません。
シマウマ の「豊かさ」とは、 (言ってみれば)地球という 大きな風呂敷 に包まれた、 あくまで 限定された「豊かさ」ですよね。
一方 ヒト は、 その種の「豊かさ」だけでは満足しませんでした。
ヒトは【産業革命】によって、 「限定された豊かさ」を エイヤアーと(簡単に)飛び越えてしまったのです。
地球 が養える 「シマウマの数」には限りがありますね。
しかし ヒトは(産業革命以後、) 爆発的な【人口増加】を成し遂げてしまいます・・。
※ 産業革命以前は、ヒトの数はほとんど微増したに 過ぎないことを思えば、驚愕の事実 です・・。
そういえば、
映画「マトリックス」の中で あるエージェントがこう言っています。
「人類はとにかくあらゆるところに繁殖する。 すべての資源を食い尽くすと、別の場所に移動してまた繁殖する。 まるで ウイルス のようだ・・」
かつてない「拡大した豊かさ」を享受し始めた人間は、 はじめて【青春】を体験するのです。
ヘミングウェイの「日はまた昇る」を読んでみてください。
80年も前に、行き場を失った若者たちが パリで享楽的な日々を送る物語です。
当時のアメリカは世界のGDPの半分近くを稼ぎ出す、 「超 新興大国」でした。
(フォードの大量生産が始まったのもこの頃です・・)
あるいは、 ジェームス・ディーンの「理由なき反抗」を観てみてください。
昭和29年当時、 ナント労働者の息子(高校生)が クルマ を運転して 学校 に通っているのです。
1950年代、 アメリカは名実ともに「超大国」となりました。
【資本家】【労働者】という 関係そのもの は 変わりませんでしたが、
「経済」というパイが かつてないほど巨大になり、
より多くの人たちが 「拡大した豊かさ」を享受できるようになったのです。
それは良いことかって?
はい、それは すばらしいことだとわたしは思います。
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