2006年02月07日(火) |
金貸し は 最古の職業のひとつ です |
こんにちは、カン・チュンド です。
農耕社会は ずいぶん長い間続きました。
その一方、貨幣(お金)も人々の生活に ゆっくり浸透していきます。
21世紀の現在、
私たちは お金 を稼いで、お金 で生活していますが、
「モノ を稼いで お金 で生活しなければならなかった」 経済の過渡期 を体験している人々も 大勢いるのです。
この人たちにとって、
とりあえず、税 や 物品 の「支払い」を 用立ててくれる 金貸し は、
なくてはならない 存在 だったのでしょう。
・支払うべき時に、支払うべきモノ(お金)があるのか?
お金の重要性 は まさに この「瞬間」のために高まり、
したがって、
たった1日の「お金の貸し借り」が、 利益・コスト を生んだのですね・・。
また、農耕社会 を経て、 工業社会の黎明期 になっても、
ずいぶんと長い間、 人 は「その日暮らし」を続けていました。
実は、
人は 歴史のほとんどの期間、 ◆ フロー で生活をしてきたのです。
とりあえず、 明日、来週のご飯(生活費)はいくらかかる?
(そのための)お金 は用立てられそうかしら?
出ていくお金 と 入ってくるお金 の「帳尻」さえ 合っていればOK、
という「生き方」だったのですね。
ですから、
来年 のため、5年後 のために お金を置いておく = 貯める
という考え は、 頭の片隅にもなかったのではないでしょうか。
というか、 (そんな 余裕 はなかったのです・・)
【貯蓄】という 考え方 は、 けっこう新しい「概念」なのですね。
もちろん「ひと塊のお金」= ストック なんて、 大多数の人間 には まったく縁のないものでした・・。
さて、土地持ち・金貸し の話に戻ります。
彼らはますます栄えていきましたが、 (それでも)
農耕社会 である限り、 「貧富の格差」は限られていました。
大きな転機 となったのが、
産業革命 です。
この千年に一度の「大発明」によって、 社会の様子が一変します。
まず、 「収穫物」の種類 が変わってしまったのです。
お米 ではなく、鉄 になりました・・。
「いくら収穫 があるのか?」 「いくらお金 を持っているのか?」
の他に、
「どれくらい 資本 を有しているのか」が、
経済力があるかないかの 目安 となったのです。
農耕社会 では「土地」さえあれば、 生産物(お米)を生み出すことが出来ました。
ところが、工業社会 では、 機械設備などの 大きな資産(資本)がなければ、
生産物 を生み出すことが 出来なくなってしまったのです・・。
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