コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2003年04月03日(木) たまには 夜空 を見上げてみましょう


【本日の一家言】

お客さまが『相談』に対してお金を支払うとは、
お客さまが『相談』したことに対して 責任を持つ ということです。


皆さん、お忙しいとは思いますが、
たまには夜空を見上げて、
“宇宙”に思いを馳せてみませんか?

わたしは小学生の頃、ひとりで電車に乗って
よくプラネタリウムに行きました。

(明石天文科学館 というところです)


(突然ですが)
宇宙って、いったい何年前にできたのでしょう?

< およそ 160億年前 と考えられています >

猛烈なエネルギーを持った 塊 がはじけて
(ビッグ・バン と呼ばれる)それ以降、
宇宙は膨らみ続けています。

それも 宇宙の中心から離れた場所ほど、
速いスピードで膨らんでいるらしいのです・・。

ということは、
160億年前にできた「星」が、

光の速さ で宇宙の中心から遠ざかっていったとして、
その「星」は 160億光年 彼方に存在するわけですか?

すると、宇宙の距離は 半径 160億光年? 
そもそも宇宙とはどんなカタチなのでしょう・・?


いずれにせよ、
160億年前 に宇宙ができたということは、

160億年前 より「以前」は
なかったということになりますね。

時間 がない、ということは、

当然『空間』も『物質』も存在しないわけで、
(つまり)世界そのものを認識できなくなります。

わたしはいつも、時間 ほど絶対的で、
普遍性の高い概念はない と思っています。

しかし実は 時間 も、
そして 空間 も『有限である』ということなのですね。

宇宙ができる前は、どんな風だったの? 

という質問はしないでくださいよ(笑)

もしかして・・、
まったく違った“宇宙”が存在していたとか(笑)


(ところで)いちばん近い恒星までの距離さえ、
太陽から 4.2光年 のところにあります。

(光の速さ で 4.2年 かかる・・)

私たちが「月」に行くというのは、
ちょっと隣の家におじゃまするようなものなのですね。

銀河系の直径が 10万光年であるとか、

アンドロメダ大銀河までの距離が
240万光年 ということになると、
私たちの想像をはるかに越えた距離になってしまいます。

わたしは思うのですが・・、

彼方に暮らしている 宇宙人さん が
私たち人類を発見することは やはり不可能ではないかと。

地球 が宇宙の片隅に存在するのは事実ですが、

他の恒星、そしてそこに住む生物との
コンタクト云々を語るには、
宇宙の広さそのものが広大すぎると思うのです・・。


地球 は(実は)ひとり黙々と
太陽の周り を廻っているのですね。

それでも アンドロメダ大星雲(M31)を眺めて、

「あの光は 240万年 かかって、
今 僕たちの視界に入っているんだよ。

僕たちが見ているあの光は 240万年前 の光なんだ・・」

と云う決めゼリフ(何のための?)はやはり 真実 なのです。


それを考えると、現在・過去・未来 という
概念 もあやふやになってきますね。

皆さんもたまには“夜空”を眺めてみましょう。

とても 謙虚 になれますよ(笑)


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