嗚呼!米国駐在員。
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2006年02月10日(金) 薬局の信用性

医者に処方してもらった薬をピックアップした。

アメリカでは、クスリの料金は例え全く同じ薬でも薬局によって(かなり)異なる。また、何故か、持ち込む時期によっても値段が変わる。全く解せない。


もらった薬は2種類で合計30ドル。保険を適用。

明細を見ると内訳が書いてある。1つは合計75ドル中、保険で65ドルがカバーされて10ドル。残りは、計145ドル中、保険で125ドルがカバーされていた。身体の湿疹を押さえるだけの大した事がなさそうな薬でも定価はこんなに高い。本当かよ?バカにしている。会社で保険に入っているからいいけど、もし保険がなければと思うとゾッとする。しかし、ここアメリカでは医療保険のない人が3割もいるのが現実。


店を出てチラッと薬を見てみたら、タブレットがいつもと違う形だ。
ケースには見慣れぬ薬の名前が書いてある。でも、自分の名前もしっかり書いてあるから、違う人の薬が間違って渡された訳ではなさそうだ。

戻って、やる気なさそうな受付のオヤジに聞く。「この薬、間違っているんじゃないの?」


「ああ、それは同じ効用だから気にしなくていいよ。指定された薬は高いだろ。この薬はあれと全く同じ効用で値段も安いから、それにしておいた。」

って、処方箋と異なる薬を勝手に出してもいいんかい!
というか、最初に説明しろや。


しかし、効用を読むと確かに自分の求めた薬で間違いがなさそうだ。
そのまま、うなずいて持ち帰ってきた。大丈夫だろうか? 何か問題あったら、医療ミスで訴えてやる、と決めたが、実はそんなに心配していない。ここは日本国が許可しない牛肉がバンバン食べれる国、アメリカだ。あれこれ気にしては生活が出来ない。


こんなんでいいんだろうか。


Kyosuke