嗚呼!米国駐在員。
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2006年01月09日(月) |
日本の大雪ニュースがアメリカでは・・・ |
ようやく冬休みが終わったと思った日本がこの週末は3連休だったなんて。今朝出社するまで気がつかなかった。
日本は大雪が深刻なようだ。 こちらの地元紙にも、屋根まで雪にうずもれた家の写真付きで記事に出ていた。日本で13フィート(約4M)も雪が積もるとはさすがにアメ人も驚いたようだ。オフィスの米人が記事を見て得意げに、「日本は大雪なんだろ」と言ってきた。
「日本は大雪で70人以上が亡くなったらしい。こちらの雪とは質も違うし、日本では除雪車は一晩中動く訳ではないから後から後から雪が積もって大変なんだ。」というと、
「いや、新聞記事によれば、市町村は除雪にちゃんと協力したようだし、雪は宝のようだ、と書いてあるから、そんなに深刻じゃないんだろう。」と言ってきた。
確かに記事には死亡者が出たとは一言も書いていない。また、津南村では百万ドル(1億1千万円)を費やして除雪作業をした、とあり、“雪のおかげで水の純度が高くなり、うまい米と酒が出来る ”、- The snow is our treasure - という住民の声まで紹介されていた。なんだか、市町村が一段となって大雪に対処、住民も雪を歓迎、みたいなトーンである。
書き手がアメリカ人だとこれだけ視点が変わってしまうのである。
Kyosuke
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