嗚呼!米国駐在員。
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去年、ゴルフコンペの会費を取りまとめるために個人で口座開設した某銀行。
先日キャッシュコーナーで預金を引き出そうとしたら、あなたの口座はauthorizedされていません、というメッセージが出てきてカネが出てこない。
やれやれ、と思いながら今日の昼休みに銀行に出向いて事情を話した。
すると、「ああ、半年以上預金も引き出しもしていないからですね。」とのこと。たった半年で口座凍結。アメリカの銀行はおちおちしていられない。 その後に窓口の姉ちゃんから畳み掛けるようにsaving口座への勧誘を受け、どうせまたしばらく放っておくだけだから金利が付いたほうがいいだろ、と思って、そのまま受諾。
ところが、Saving口座も種類が色々とあってややこしい。預金も大した額ではないので、一番最低ランクらしきコースを選ぶと、口座管理料で月間25ドルかかります、とのこと。アホくさ、それならやめるわ、と言ったら、250ドル預金すればこの管理料は要りません、だと。最初から言えって。
その他、畳み掛けるように窓口の姉ちゃんが喋りかけるが、得意げに専門用語を使うので訳が分からない。なんとなく返事をして何となく会話が終わって、Have a great weekend!と言われて、スーパーの片隅にある銀行の出店を後にした。
そういえばこの口座を開いたとき、毎月15ドルずつ自動的に引き落としされていたのに数ヶ月たって気がついた。慌てて銀行に問い合わせると、自分の口座は、その月に預金をしなければ一定額が自動引き落としされるというコースになっていたとの事だった。
今回も訳の分からない口座に入っていなければと思うのだが。
アメリカの銀行口座はやたらに選択肢があるから、日本の画一的な普通口座、預金口座になれきった庶民にとっては、しっかり勉強しないとよく分からない。これが自己責任ということか。
無知は罪なり。
Kyosuke
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